ほどよく働いて、セミリタイア生活を実践する

40歳の退職予定者が、週3ぐらいの労働でセミリタイアを試みる。労働時間の拘束が少ない生活を目指すブログです。

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米国株投資家(?)がリセッションについて考えてみる

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今年は米国株式市場がとても冷え込んでおり、「リセッション」というワードを耳にする機会が増えて来たな~と感じます。

リセッションとは景気後退局面のことを指す言葉ですが、現在進行形でそんな感じになりつつありますね。

 

 

キレイな右肩下がりだと思いませんか?

リセッションは過去の記録を見ると、多くの場合最高値から-15% ~ -60%程度の下落が引き起こっている、とのこと。

平均で約-30%ほどありますので、まだまだ下落余地がありますね(笑)

執筆時点では弱気相場に入ってはいるが、まだリセッションの段階ではない。が、1年以内にはリセッション入りするという情報が散見されております。

2023年までは注意深く見守る必要がありそうだ。

 

リセッションに向けての対策

特別に何かをする必要性を感じていない、というのが素直な想いです。

現在と同様に積立投資と現金比率を高めることを意識するぐらいでしょうか?

せっかく下落をしてくれるわけですから、こちらも相応の対応をする必要があります。

私のメイン投資先であるVTIが期間限定で30%~60%割引をしてくれると言うではありませんか・・・この機会を逃す手はないでしょう。

 

 

現在でも20%割引セール中ですが、今後さらにお得なセールを実施する予定があると来れば、それはそれは注視せざるを得ないと言えます。

もちろん参加で!!

VTIの最高値は年初の243ドル付近のはずなので仮に30%~50%割引状態になると想定した場合、株価は170ドル ~ 97ドルまで下落することになります。

VTIを100ドル以下で買える日が来るとはね。(確実に来るとは言っていない)

その際に買える資金が無いと話になりません。

毎月の積立投資を3~5万円以内に抑えて、現金を貯めておくことにしますね。

 

あれ?・・・レバレッジETFやらレバナスやばくね?

大好きなVTIがいっぱい買えることに期待するあまり、レバレッジの可能性を考えていなかったことに気が付きました。

リセッションについてS&P500指数ベースでの記事が多いので、米国株式市場平均も同様に最大60%ぐらい下落する可能性があり、平均でも30%の下落が濃厚ということでより安い価格でVTIが買えることを嬉しく思っておりましたが、考えてみればレバレッジETFに投機するのもアリな機会です。

 

SPXL

 

TECL

 

SOXL

 

ふむ、現在でも-50%~-77%で推移している。

これが更に下がるとまずい展開になるのでは?と思ってしまうのですが、これは杞憂でしょうかね。償還されなれば良いのですが・・・。

コロナショック時は耐えていたので、多分-30%程度までは大丈夫だと思うのですが、それ以上の下落率になった場合償還される確率がグッと上がることでしょう。

レバナスの方もレバレッジ2倍とは言え、同様にやべぇ展開が待っているだろうな。

特に楽天の方は取り扱い開始時期が、最高値付近ぐらいなのでより影響が出るのではないでしょうか?

 

 

 

仮に90%の下落をして評価額が1,000円に到達した場合、純資産総額が47億円+α

程度まで落ち込みそうです。買い支えてくれる投資家が多くいれば、もう少し純資産総額が高くなると思われますが、さすがに3,000円以下になると解約する人が増えそうなので何とも言えません。

 

 

交付目論見書から抜粋。

口数が10億円口を下回る時とあるので、支える投資家が多くいれば純資産総額がたとえ20億円ぐらいまで落ち込んでも運用してくれそうです。

ただ、「やむを得ない事情が発生した~」との文言は不穏ですね。

 

楽天さん「儲けが無いから運用を辞めるね」

 

うん、あり得そうな気がします。

まぁ、もちろんビジネスの話なので、そうなるよね。

純資産総額の面で言えば、レバレッジ運用をしている投機商品の中では楽天レバナスが1番危ういと個人的には思っています。(1番の若輩ポジにいますし)

リセッションの下落率次第ではレバレッジETF・レバナスが全て駆逐されることがあり得ますので、買う時は慎重に行いましょう。

買った直後に償還とか笑えません。

 

さいごに

リセッションを経験することで投資への考えが変わるのであればリスクを取りすぎている、ということでしょうね。

今のところ買わなければ良かった、と思う銘柄は私のポートフォリオにおりません。

少し前はアルトリア・グループにあれこれ思うところがありましたが、現在は高配当株の保持にストレスを感じていません。

欲を言うならアルトリア・グループの株価がもう少し騰がって欲しいぐらいです。

株価損益と配当のトータルリターンで考えた場合にマイナスなのが痛い。

それさえ無ければ高配当銘柄に文句はございませんよ。

あとはQQQの下落率がひどいので何とかしたいね。

今後さらにひどいことになる予定なので、その時にどうするのか考えないと。

VTIを買いたいけれど、QQQの方が下落率が大きいからより安価で買える。

うーむ、悩ましいですね。

VTIとQQQの買い増しとレバレッジETFへの投機を底値付近で行うことをリセッション時の目標としよう。