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40歳の退職予定者が、週3ぐらいの労働でセミリタイアを試みる。労働時間の拘束が少ない生活を目指すブログです。

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エネルギーセクターやコモディティを買うか?・・・結局VTIでいいやになる

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こんにちは。

最近はめっきり米国株式市場が冷え込んでいますね。

かく言う私にとっても他人事ではなく、そこそこ被弾を浴びている状況。

とは言え、10%程度のマイナスぐらいではちょっとした株価調整程度なので余裕で放置できるレベルと言えるでしょう。

 

2022年1月1日

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2022年3月11日

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年初から執筆時点のポートフォリオ状況は以上の通り。

騰落率-10.03%となります。

まぁ、大したことありません。

もう少しガツンと下落をしてくれたら「買おう!」って気持ちになるけど、今のところ毎月の積立だけでOKそうな感じですので、ダラダラとした対応をしています。

さて、今回の下落では様々な要因が重なり、エネルギーセクターやコモディティを中心に売買をした方が2022年の投資は正解です、的なメッセージが散見されます。

ネットの海に身を寄せてみるとそのような意見を述べるブログやyoutubeが多々あるので傾向としては間違いないかと思われます。

また、レバナスやレバレッジETFに投資をしている人が悲観的になっている点も今年の特徴として挙げておきましょう。

その他大勢のことは差し置くとして、私にとって何が最善なのか?を確認する意味でも色々と愚考を重ねようかと思いちょっと調べてみました。

 

 

エネルギーセクター・コモディティETFは買いか?

今年に限ってはS&P500や米国市場平均を買うよりも、個別株やETFでエネルギーセクター・コモディティ関連に費やした方が良いのではないか?

だって、最近調子いいもんね。

エクソンモービルなんて少し前までは、爆損モービルなんて揶揄されていたのに現在ではキラキラ銘柄と言っても良い扱いを受けているわけですし。

中長期で見ると、5年前に買っている人にとっては「ただ株価が戻っただけだよ」という事実があり長期保有が正解、というわけでもないので人によって評価が分かれる銘柄と言えそうですね。

 

チャート比較

過去の履歴が判断基準、ということでMorningstarからチャートを拝借しまして比較をしていくことにする。

 

  • VTI(米国株式市場平均)
  • GSG(コモディティETF)
  • VDE(エネルギーセクターETF)
  • XOM(エネルギーセクター個別銘柄代表)

 

有名どころをピックアップしたよ。

 

1年間

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5年間

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今年に限る話なので1年間だけで良いのですが、考えてみれば私がETFを好んで買っている理由は個別銘柄取引に必須であるタイミング投資がへたっぴであることです。

ん?

んんん?

あれ、私が買ったところで適切なタイミングで売買出来る理由が無いよ。

買うのが遅くて、売るのがズレズレで結局プラマイゼロの未来が見えるねぇ。

むしろマイナスにならなかったことを褒めて、アレコレ考えて行動をした結果水泡に帰す可能性の方が高いまである。

買ったあとにマイナス続きでズルズルと長期保有を強いられることを想定すると、3年ぐらいは無言で塩漬けする羽目になりそうだ。

よって、少し長めで見て5年間の場合も考えておきたい。

短期だとトレンドセクター・個別銘柄が強いけど、多少の期間を挟むと市場平均だけを買っていればいい、ということが過去の履歴から分かると思う。

今エネルギーセクターETFを買って、年末に売る。

これを機械的に行えるなら問題ないだろう。

ただ、その時にプラマイゼロとかちょいマイナス状態だとそのままズルズルと保有をし続けそうですので、判断が遅いであろう私には机上の空論となる可能性・・・あると思いますね。

 

むしろレバレッジETFで良いのでは?

みんな大好きレバレッジ投資。

私の場合、SOXL・TECL・SPXLが対象となるだろう。

年初から奮わないので1年間で見るとお察し下さい、という状態です。

だけど、こいつらに5年間も期間を与えると、やべぇリターンを産み出すので過去の履歴なぞ参考にならない。

従って、レバレッジETFに関しては現在進行形で判断する必要がある。

 

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年初からボコボコ売られており、-50%の節目で買うのは大いにアリだろう。

TECLが50%割引になったぐらいで、TECLとSOXLを50万円ずつ買おうかな。

これぐらいの資金投入なら平気で放置ができるからね。

年初まで株価が戻って、更に勢いに乗って2倍になる、という展開になろうものなら買値から4倍近い値上がりが期待できる。

これをフルインベストメントできる胆力があれば、億が見えて来るけどそんなこと出来る人なんて一握りだろうから、ポートフォリオの10%程度にすることでストレスなく保有をしたいところだね。

 

楽天レバレッジNADAQ-100

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設定日が2021年11月17日なので、年初リターンを測るのにちょうどいい。

レバナス勢たちには見慣れたチャートかもしれない。

設定日付近や年初で一括投資をした人はさぞ悲観したことだろうね。

キラキラした未来に胸を躍らせて投資をした結果、こうなったわけですし。

ただ、今から始める人にとっては良いタイミングかもしれない。

下げ時に買って保有数量を稼ぐチャンスだからね。

私は投資信託でレバレッジを掛けたくは無いのでノータッチです。

ブログネタやNISAの端数調整で買うかもしれないけれど、それ以外では買う意味を見出せていません。

投資信託を買うなら、普通にレバレッジETFを買うよ。

自分の好きなタイミングで売買出来ないとか嫌すぎますし、速攻で逃げ売りをしたくても、投資信託だと決済が注文した翌日扱いになるから、ある意味飛ぶよ。

ただ、レバレッジが2倍である点は高く評価したい。

個人的にはレバレッジ2.5倍ぐらいが一番バランスが良いと思っているので、少し控えめに見えるけど十分な結果が期待できるのは大きなメリットですね。

投資信託かETFかは個人の好みになりますが、流動性や売買のし易さからETFかなぁ。

 

まとめ

最近のトレンドはエネルギーセクターやコモディティへの投資ですので、VTIなんか買うのを止めて、よりリターンが期待が出来るようシフトチェンジをするべき、というのが課題でした。

でもさ、VTIが値下がりしている時に好調なものにシフトチェンジするのは考えとしては正しいことは理解できる、けどもせっかくのバーゲンセールを無視してもいいの?と思う自分がいます。

1年後もVTIが低調で株価が戻っていないならば、別投資先で得たリターンをもってVTIに投資をすれば何も問題なく、むしろ大成功と喜ぶことでしょう。

VTIの株価が戻っていた場合は・・・あまり喜べませんね。

株価が150ドルぐらいまで下がったら、涎を垂らしながら喜んで買うよ。

レバレッジ?そんなの知らんよ。

解約や解約、速攻で売ってVTIを買うマシーンになりたいからね。

そのタイミングでエネルギーセクターやコモディティが好調時なら利益を得ているでしょうからスイッチするのも余裕でしょう。

やっぱVTIなんだよな~と呟きつつ売買取引を実行に移すよ。

ここで問題なのがその時にプラマイゼロだったりマイナスになっていた時です。

私の判断力で売れるのかね?損切りできる?

感情をコントロールして損切りを余裕で出来るのなら、私はもっとお金持ちになっていると思います。そんな判断ができないが故に長期保有を選択しているのだから。

よって、私の性格と感情を吟味すれば以下の通りにまとまる。

 

  • VTI好調時 → 基本は順張り投資。買い続けます。
  • VTI停滞時 → 調子悪いのかい?定期積立で買うからどっちに動いても良いよ。
  • VTI不調時 → バーゲンセール実施中、買わないといけないね。買います。

 

私の思考はこんな感じの循環をひたすら行っていると思います。

あー、知恵熱が出そうなぐらい考えても結局これに至る。

やっぱVTIでいいや。

とりあえずポートフォリオの半分をVTIで占める方針は永遠に変わらないだろう。