ほどよく働いて、セミリタイア生活を実践する

40歳の退職予定者が、週3ぐらいの労働でセミリタイアを試みる。労働時間の拘束が少ない生活を目指すブログです。

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NISA口座で売却した時に思ったこと

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通常のNISA口座でのお話です。

私はSBI証券で通常のNISA口座を開設し、毎年120万円分を購入しています。

2017年に買った銘柄を今年中に売却をする必要がありましたので、その時に感じたことを書いておこうと思います。

 

投資信託は売却し難い

そのままの意味ですが、「もっと融通を利かせてよ」って思いました。

と言うのも、購入時に金額指定で買っているためか、分配金受け取り方法を再投資としているためかよく分かりませんが、売却時に保有口数指定が出来ないんですよね。

これ地味に痛いです。

 

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楽天VTIを見ると、こんな感じになっています。

  • 2018年 37,672
  • 2020年 12,816
  • 2021年 13,684

その年の保有口数を指定して全売却をしたいのですが、売ろうとすると金額指定なんです。金額指定 or 全売却のどちらかを選べ、状態なわけです。

 

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ね?

これが面倒なんですよ。

一応、当日の基準価額換算で計算をしてくれるので、調整すれば保有口数分がちょうど売却される金額に指定すれば良いだけの話なのですが・・・。

これもダメなのですよ。

なぜなら翌日に売却が確定されるからです。

例えば、10日に売却注文をした場合、売却が確定するのは翌日の11日となる。

翌日に基準価額が1円でも騰がれば、計算が狂うってことだ。

下がった場合は、まだ1年ぐらい保有予定の楽天VTIの保有口数が削られることになるね。

2017年の保有口数が145,820だったので、これが全売却されるように調整をしたつもりが・・・1回目に137,005が売却され、2回目に9,181を売却し、結果として2017年分の保有は全売却が出来たものの、2018年分の保有口数を366ほど道連れにされたよ。

2回目は計算が面倒になって適当に金額を指定したからね。

NISA口座の場合は年度指定で全売却が出来たら良かったのに。

今年3月に売却をしたVYMは株数指定をするだけだったから、余計に苦労を感じたのかもしれない。その点ではETFの方が気楽ですね。

投資信託で思わぬ落とし穴に遭遇したわけですが、まぁどんなことにも一長一短があるってことでその辺は割り切るしかありません。

普通に特定口座で買う分には特に困らないことですし、ほとんどの場合は毎月10万円分だけを取り崩す、というような形で売却をすることになるわけで、私の所感は間違いなく少数意見だと思います。

来年あたりにはその辺りの使いやすさがアップデートされることを切に願います。

 

ついでにNISA口座の保有状況確認

SBI証券の場合、特定口座の年毎の損益状況の確認が出来ません。

全て合算されて表示されるのみです。

マネックス証券や楽天証券を使っていないので分かりませんが、年毎のリターンが分かると便利だなぁと感じます。

あっ・・・この年は全然ダメな年だったんだなって丸分かりになるから。

NISA口座の場合は専用ページがあるので非常に分かりやすいです。

 

外国株式

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投資信託

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年毎の株価リターンが良く分かりますね。

2018年はVTIとVYMに年初一括投資(5,000ドルずつ)、余りは楽天VTI。

2019年と2020年は毎月積立投資だったはず。

そして2021年はQQQに一括投資、余りは楽天VTIにしています。

投資手法として、積立でも一括でもどちらにせよ十分な結果だと言えますね。

VYMだけはリターンが低めでしょうか?

同時期に買っているVTIと比べると差が良く分かる。(2018年)

  • VTI 76.18% (19.045% / 年)
  • VYM 29.84% (7.46% / 年)

分配金の違いがありますが、1%程度の差ではVTIに追いつくのは無理でしょう。

今年に限ればVYMも悪くありませんが、長期になればなるほどに差が如実に表れるので分配金・配当金目当ての投資はあまりおすすめ出来ませんね。

NISAとインカムゲイン(配当金・分配金収益)は相性が良いだろうと思って、当時の私はVYMを買ったのだと思いますが結局のところ市場平均に惨敗しているだけで終わりそうです。

NISAと合わせるならキャピタルゲイン(株価収益)の方だという事は明らかなので、VTI・QQQあたりが無難となり、現行NISAがあと2年分しかないことを踏まえると新NISAで購入が出来そうにないレバレッジETFへのチャレンジをするのも悪くないのかもしれない、と最近少し考えています。

NISA口座でレバレッジETFに投資が出来るチャンスは2022年と2023年しかありませんので、少々レア感が出ませんか?

2年間で240万円を突っ込んだとしても、投資金額的にはポートフォリオ内の10~15%程度に収まるわけで、5年間の短中期投資と考えれば十分に検討する価値があるでしょう。

5年後VTIにスイッチすればいい。リターンによってはMyポートフォリオのVTI比率が70%以上になりそうな気がするけど、まぁこれは考えるだけ無駄ですねぇ。

5年後に投資先のレバレッジETF(たぶんSOXLかTECLだな)が暴落をしていれば紙くずに変わっている可能性だって大いにあるわけですから。

VTIを買うだけだと守りに入りすぎかな~と思わなくもありませんので、少しだけリスクを取ることを検討したいと思います。