ほどよく働いて、セミリタイア生活を実践する

40歳の退職予定者が、週3ぐらいの労働でセミリタイアを試みる。労働時間の拘束が少ない生活を目指すブログです。

スポンサーリンク

マコーミックの2020年Q4四半期決算

スポンサーリンク

先月、1月28日に第4四半期決算の発表がありました。

前回記事のビザと同様にすっかり忘れていたので、2週間以上経過した後に確認をしています。全くもって個別株に投資をしているという自覚がありませんね。

株式分割とかチョルーラ買収などがありましたので、1年ぐらいはパッとしない業績だろうな~とか思っていたので四半期決算を確認する、ということ自体頭から消え失せていました。

理由はどうあれ最低限の確認ぐらいはしないといけません。

 

2020年第4四半期決算を見る

株価の変動から決算の内容が容易に想像できるな。

 

f:id:hodo-work:20210218204423p:plain

 

急落ってほどじゃありません。

期待に応えられず、ズルズルと・・・って感じでしょうね。

今回の結果と、2021年の見通しがどんなものなのかを確認して行きましょう。

 

純売上高とEPSをチェック

期間としては9月~11月の3か月間です。

世界一強であるマコーミックの成績はどうだったかな?

 

f:id:hodo-work:20210217190355p:plain

 

f:id:hodo-work:20210217190411p:plain

英語表記ばかりですが、見るところは決まっているのでそんなに難しくありません。何回かやっていると慣れますので。

マコーミックとビザしか確認していない私がそうなので、個別銘柄を10以上保有している人なら、ほぼ毎月見ているので慣れたものです。

 

  • Net sales : 純売上高
  • Gross profit : 粗利益
  • Operating income : 営業利益
  • Net income : 純利益
  • Earnings per share(EPS) : 1株当たりの純利益

 

英語よく分からねぇって人でも単語ぐらいは覚えることが出来ると思うので、これぐらいを把握していればあとは何となくで分かるよ。

 

純売上高

2020年11月末時点が「$1,557.9」、2019年11月末が「$1,484.8」となっていますね。

予想が「$1,560」だったので、200万ドルほど予想を下回っています。

誤差ですね。

前年ベースだと、およそ 5%増 となるはず。

今回は第4四半期決算なので、年間の数字も載っていますね。

年間で見ても4%ほど純売上高が伸びているってことになります。

コロナ禍ということを踏まえれば十分に及第点と言えるでしょうね。

 

1株あたりの利益(EPS)

2020年11月末時点が「0.79ドル」、2019年11月末が「0.81ドル」です。

予想が「0.89ドル」だったので、-0.1ドルの結果です。

0.1ドルの損失は大きいですね。これが株価下落の原因でしょうか?

ついでに前年比を計算すると、2.4%減となりますね。

年間だと逆転して、前年比5.6%増となっています。

3か月間のEPSが減少しても、年間でプラスなら問題ないのでは?と思いますが、これは浅はかな素人的な考えなのでしょうね。

 

消費者セグメントは好調を維持

消費者セグメントが引き続き好調をキープしている模様。

消費者セグメントの大幅な成長とフレーバーソリューションセグメントの売上減少が相殺される形となり、結果として4.9%増になっている、ということですね。

 

f:id:hodo-work:20210217190616p:plain

 

レストランや食品サービスに対する顧客の需要がまだまだ消極的である状況は変わらないようです。外食よりも自宅で料理をしたり、デリバリーや持ち帰りをする層が圧倒的に多数なのでしょうね。

そんな中でもマコーミックの製品パッケージは好調のようで、スパイス業界のリーディングカンパニーの名は伊達ではありません。

調味料 = マコーミック ということなのでしょう。

 

2021年の成長率における展望

 

f:id:hodo-work:20210217190820p:plain

行の3項目は、「売上成長」、「調整された営業利益成長」、「調整されたEPS成長」になります・・・多分合っていると思う。

列の4項目は「基幹事業と買収による成長」、「コロナ関連のコスト増加」、「ERP投資」、「税率の調整による影響」でしょうか?ちょっと自信が無いなぁ。

ERPは統合基幹業務システムのことだと思いますが、投資専門用語なら別の意味になります。間違っている可能性があるな。

ERPに関しては会社を管理する上でのコストを予想していると認識しておきます。

これらの項目に対して最終的に、2021年の恒常通貨レートでの成長率を表しているということになります。

恒常通貨という訳が分からない単語が出て来ましたね。

よく分からないので、フィーリングで2021年の平均為替レートに対する成長率がそれぞれ示されているということにしておきます。

 

  • 売上成長 : 5~7%
  • 調整された営業利益成長 : 6~8%
  • 調整されたEPS成長 : 1~3%

 

とりあえず未来は明るいってことだけ覚えておきます。

数字だけを見ても頭の弱い私には荷が重いよ。 

 

さいごに

気になる項目だけ確認をしましたが、「何で株価が下がっているの?」という感想しか抱けません。

四半期決算としては目標達成出来ていないとしても、年間で見れば悪くないですし、2021年の見通しも良い印象を受けました。

私がどうこう考えようと株式市場がそう判断をしているのなら、それが正しいのでしょう。ただただ正当な株価を示すのみです。

でも普通に考えればPERが32.25の銘柄なんて割高株に他ならない。

まだまだ株価が下がってもおかしくないね。

マコーミックに関してもビザ同様にこのまま保有継続です。

IT関連株ではないので急成長は望めませんが、ゆっくりとした足取りで成長してくれることを期待したい。

増配にも期待が出来るので10年後には良い感じになっていそうです。