先月、1月28日にビザの四半期決算の発表がありました。
自分のことながら相変わらず個別株に対する熱意が全く感じられないな。
個別株に投資をするならもっと気に掛けるべきだと思ってはいるのですが、3ヵ月も経てばすっかり忘れている鳥頭です。
センス無いなぁ。個別株に向いていないね。
その内個別株を手仕舞いにして、ETF100%運用に舵を切る可能性があるかも。
今は重荷に感じていないので、適当に放置できる個別株だと勝手に思い込んでいるビザとマコーミックに関しては特にテコ入れをする予定はありません。
大切にすべきビザの決算発表を心して確認をしたいと思います。
ビザの2021年第1四半期決算を見る
2020年のコロナ禍の中でビザはパッとしない株価変動でしたので、是非とも今年はまだまだ健在であることを見せ付けて欲しいと、個人的には期待をしています。
売上関連のデータを雰囲気で確認する
「Seeking Alpha」の情報から予想と結果の確認をする。
純売上高は$5,520Mドル、EPSは$1.27ドルが予想となっていたよ。
前年比も同時に確認すると、マイナスが随分マシになっていますね。
前年比で-15%ぐらいの数字が平気で載っていたことを思えば、目に見えて改善されていることが分かるので安心しました。
純売上高
データだと純売上高が「$5,687」となっているのでプラスの結果です。
予想を1.67億ドルほど上回っていることになる。
前年比はというと6%減になっているます。
2020年の背景を鑑みれば、許容できるマイナスではないかなぁ~と個人的には思いますが、マイナスはマイナスなので良い結果とは言えないでしょうね。
1株あたりの利益(EPS)
データだとEPSは「$1.42」となっています。
こちらもプラスの結果となり、0.15ドルほど上回っていますね。
前年比は3%減です。こちらも同様にマイナスですが復調の兆しを感じさせる数字ではありますので個人的には問題ないと思っておきます。
支払い量の結果
全体的に改善された印象ですね。
その内クレジットの方もマイナスが無くなることを期待したいな。
それにしてもクレジットとデビットで随分差が出ていることに今更ながら疑問に感じます。クレジットの方が利用者数の分母が大きく、法人決済ではクレジットだけだから、とかが理由なのでしょうか?
よく分かりません。気が向けば調べておいた方が良いのかもしれないな。
収益結果
大きなマイナスは「International Transaction Revenues」だと見て取れます。
国境を跨いだ処理だと思いますが、間違っていたらごめんなさい。
仮にコロナ終息ともなれば、国境を跨いだ決済が増えるだろうから、その点に大きく期待したいところ。
やはり旅行者が落としてくれるお金は大きい。
ガンガン使ってビザのトランザクション増加に繋がると良いですね。
2021年Q1四半期決算の所感
数字から見ると改善の兆しが見えていますし、良い傾向と言える四半期決算発表かと思います。
結果論で言えば、発表後に株価が上昇をしているので市場は問題なしと判断しているとも言えるので、大きなマイナスポイントが無い、と言ったところでしょうかね。
今後はクレジット決済だけでなく、デジタル資産における暗号化サービスにも手を加えることが考えられますね。ペイパルやスクエアが好調であることを考えれば、その分野でビザの決済ネットワークを上乗せすることが出来るなら、素晴らしい未来が待っていそうだな~と素人考えですが期待をしてしまいます。
さいごに
今後も保有継続をします。
ビザについてはクレジットカード自体が枯れたシステムとならない限り、今後も利益を積み上げてくれることでしょう。
その場合でも、新しい決済システムを確立しているだろうから、考えるだけ無駄なような気がしますね。
ビザとマスターカードは何だかんだ言っても時代に対応した決済システムを提供し続けるのだろうな~と、個人的には勝手に思っています。
つまり、今後もビザに付いて行きます、っていうこと。
現在のところ買い増す予定はありませんが、地政学リスクなどにより株式市場全体が暴落をした結果、半額祭りになれば追加投資をするかもしれません。
そんな機会が訪れないのが1番ですが。
とりあえず、10年ぐらい放置をして株価成長と増配パワーに期待をしたいと思います。理想は株価2倍に配当率2%ぐらいとしておこう。
過去10年の増配率の平均は25.39%なので、これぐらい期待をしても良いだろう。
というか、毎年25%ぐらいの増配をしているとかビザやべぇな。
未来の高配当株になる可能性を大きく秘めている銘柄と言えますね。