メイン投資先のVTIは4半期ごとに分配金を出しています。
対象月は3の倍数月なので覚えやすいですね。
9月の分配金なので、今年3回目ということになります。
早いものですね。
今年があと少しで終わると思うと、年齢を重ねる毎に時の流れが速いように思えます。
個人的な体感話はどうでもいいので、VTIの分配金を確認して行きましょう。
VTIの分配金履歴
バンガードの公式ページから資料をお借りしました。
今年と去年の履歴が表示されていますね。
とりあえず前年比だけでも確認をしておきますかね。
2020年 | 3月31日 | 0.61360 | 1.9876 |
6月30日 | 0.69990 | ||
9月30日 | 0.67410 | ||
2019年 | 3月28日 | 0.77200 | 2.9047 |
6月20日 | 0.54720 | ||
9月19日 | 0.70000 | ||
12月30日 | 0.88550 |
2019年と2020年の差が、0.9171ドルです。
12月の分配金がこの数字を超えないと2020年として見た場合、減配扱いになるってことだね。ちょっと厳し目かな?
まぁ、ETFに毎年増配を期待するのは酷だと思うし、今年はコロナウイルスもあったから予想できた結果ではあるので納得するしかない。
10年以上分配金が増え続けていたので、2020年で途切れるかと思うと少し残念な気持ちになりますが、これも運命と割り切らねばなりませんね。
dividendinvestor.comからグラフを拝借しました。
ここ10年は順風満帆だったことが分かる。
改めて確認をすると今までが上出来なだけだったのでは?と思わなくもないな。
順調に右肩上がりだったので、ここで少しだけ息抜きをしても罰は当たらない。
むしろ何年かバカンスに出かけても良いレベルだと思うよ。
言うて、分配金にそこまで期待を寄せて積立をしているわけじゃないしな。
株価リターンがあからさまに悪い方が私にとっては問題だから、考えてみればそこまで深刻に考える問題でもないな、増配するかしないかなんて。
増配の有無が死活問題なのは個別株に限るってことだね。
エクソン・モービルが気になります
個別株と言えば、エクソン・モービルは大丈夫なんだろうか?
最近の株価低迷が大きく影響しているかと思うけど、配当利回り10%超えを果たしています。
株価の上下によって変わるとはいえ、9~10%ぐらいで推移する配当率に一抹の不安を感じてしまう。配当性向がどうなっているのか気になりましたので調べました。
1株当たりの配当金とEPSが分かれば、だいたいの数値が出るので、それを参考値とする。EPSは1株利益のことで、1株利益の何%を配当金として支払っているか?という数値が配当性向になりますね。
まぁ、普通はEPS以上に配当金を支払うことはないでしょう。
と、私は思っていましたが調べると良く分からない結果が出たので「???」状態なのですが、配当目的でエクソン・モービルを保有している人はきっと理解しているのだろうな。
米国のヤフーファイナンスとMorningstarの数字を確認しました。
ヤフーファイナンス
Morningstar
TTMは直近の四半期決算の実績数字となっているので、2020年として見ると正確ではありません。しかしながら、数字は数字なのでとりあえず配当性向を求めると以下の通りです。
1株あたりの配当金は執筆時点の3.48ドルとします。
EPS | 配当性向 | |
2017年 | 4.63 | 75.16% |
2018年 | 4.88 | 71.13% |
2019年 | 3.36 | 103.57% |
TTM | 1.68 | 207.14% |
何と言うか・・・やばいですね。
増配前は3.28ドルだったようですので、2019年は正確には97.62%だと思います。
それでも年間利益のほぼ100%を配当金として出していることになるので、何とも言えない感想しか抱けませんね。
TMMが低いのはもろにコロナウイルスの影響だと思いますが、これ大丈夫なのでしょうかね・・・配当金の仕組みは良く知りませんが、足りない場合はフリーキャッシュフローあたりから捻出するのでしょうか?
キャッシュフローも何やら怪しい雰囲気がありませんか?
私レベルではもうよく分からないよ状態です。
もしかすると、ゼネラル・エレクトリックも減配前はこんな感じだったのだろうか?
加えて、ダウ構成銘柄から除外、という分かりやすい凋落っぷりでしたので悪目立ちをしていたことも注目された原因かもしれないが。
エクソン・モービルに詳しい人がいたら、今後の展望を是非聞きたいですね。
私如きから見るとやべぇことしか分からないので。
さいごに
エクソン・モービルの配当性向を調べる際に、マコーミックとビザの状況を確認しました。問題なさそうで健全な運営をされていることが分かり安心したところです。
まぁ、ほとんどの会社は配当性向が100%超えをすることは無いだろうけどね。
私から見たらやべぇ会社ですが実際はそうでもないかもしれません。
1つの指標が高配当ETFである、HDVの存在です。
過去、高配当銘柄に対して盲目的に優位性を見出していた時期に保有を考えていたETFですが、こいつはよく保有銘柄をスイッチすることで有名です。
会社の健全性に問題がありそうだと判断するとポートフォリオから除外するのです。
HDVの保有銘柄一覧を見るとエクソン・モービルが健在なので、まだまだ大丈夫だと思います。多分穿った見方をし過ぎている、ということなのでしょうね。
個人投資家もどきがダウ構成銘柄たる超一流企業の評価をすること自体、おかしな行動だったのです。やはりETFに投資をした方が無難ってことになるわけだな。
今後もVTIとQQQを中心に積立投資を淡々と実行していこうと思います。