先月、7月28日にビザの決算がありました。
株価に反応があることで四半期決算の存在を思い出します。
毎度の事ですね。
2020年Q3四半期決算報告の確認をしていこうと思う。
株価200ドル付近から急に190ドル付近まで下がったので何かあったのかな~と思い検索するも、案の定四半期決算発表の影響だったと言うね・・・。
ビザの2020年第3四半期決算を見る
前回の内容から、今回のQ3はひどい結果になるかも、と言われていましたがやっぱり結果はパッとしなかった模様。
決済取引量が足を引っ張っているのかな~という印象を持ちます。
コロナウイルス問題の影響によりネット経由でのショッピングが多くなり、結果としてクレジット支払いをする機会が多くなるのでは?などと考えていましたが、甘い考えだったようですね。
国境を跨ぐ旅行や法人取引の機会減少が思いの外マイナスポイントになっているのでしょうか?
売上関連のデータを雰囲気で確認する
「Seeking Alpha」の情報から予想と結果の確認をする。
純売上高は$4,850Mドル、EPSは$1.04ドルが予想となっていたよ。
毎度思う事だけど、大企業になると売上高の額が半端ないですね。
職場だと大きな金額を見る機会が多いかと思いますが、50億ドルなんてそう目にする機会は多くないでしょう。年商50億円程度の地方零細企業勤めなので文字通り桁が違いますね。
純売上高
データだと純売上高が「$4,837」となっているのでマイナスの結果です。
予想を1,300万ドル下回っていることになるね。
前年比で見ると17%減になっているので、悪い数字だと思います。
1株あたりの利益(EPS)
データだとEPSは「$1.06」となっています。
こちらはプラスの結果(+0.02ドル)が出ていますね。
EPSは前年比で23%減です。1株利益は誰にでも分かり易い数字だよね。これが上がっていれば企業全体の利益は良好であり、健全性の証明としての目安になる。
今回は、まぁ・・・諦めろってことですね。
支払い量の結果
支払い量の結果が顕著だったので載せておきます。
コロナウイルス問題の影響を受けているな~と思わせる減少量ですね。
前回の結果もすぐ下に載っていましたで、「是非、比べてね」とビザ経営陣から言われているような気さえします。
支払い量の結果(第2四半期決算時)
Q4と年間報告がどうなるのか気になりますね。
2020年Q2四半期決算の所感
純売上高の結果は残念でしたが、EPSは予想をクリアしていました。
コロナウイルス問題の影響下を考えると、まぁ及第点と言えるレベルかなぁ~と。
発表後に株価は下がりましたが、急落と呼べるほどではありませんし。
「妥当な結果だけど、もう少し頑張って欲しかった」ってところが投資家の総意でしょうかね。比較されがちなマスターカードは無事通過していたので、失敗感が拭えないとう印象を持ちました。
結果
英語の報告書を英訳しながら読み進めたり、「Seeking Alpha」のニュース等の情報を確認すると、Q4も引き続き・・・って意見や少し回復するかもね的な内容が見れました。
どっちなんだよ、と思わなくもないですがコロナウイルス問題が解消されるまでは低パフォーマンスが継続するだろう、回復には時間が掛かる、などの総評もありましたので、まぁパッとしない2020年となりそうな感じでしょうね。
とりあえず保有継続で放置しておきます。
「その内回復するから、今は待て」状態だと思っておきますね。
マイクロソフトやアマゾン、アップルに投資している人が羨ましくなります。
コロナウイルスなんて無かった状態で、グングン株価成長させている銘柄を見ると、ビザさん・・・どうしたんだ?何があったんだ?と思わざるを得ない。
今年から始めたQQQへの投資は一応当たりと言えるけど、少しもやもやします。
個別株に投資をしていてパッとしない成績だと・・・。
長期投資目的なので気長に待つとしましょうかね。