毎度のことながら、株価変動で決算発表日を認識するアホな投資家です。
個別株に投資をしているのだから、もう少し神経質に把握しておくべきですが、これも性格でしょうか?投資先はETFか投資信託だけに限定するべきかもね。
ちなみにビザは7月21日16時(現地時間)のようです。
もう一つの個別株なので、こちらは忘れないようにチェックをしたいところ。
2020年第二四半期決算を見る
株価変動のおかげで、内容は良かったのだろうなと思いつつ発表内容のチェックをします。
コロナウイルス問題ピークの時期が対象なので、前回のチェック時には「次回はやばいかもね」的な感想を述べていましたが、実際は逆の反応となりましたね。
うん、私には先を読むセンスが皆無ということを再認識しました。
個別株の保有に関しては趣味枠ぐらいの気持ちでいいな。メイン投資先は絶対にETFにしておこう。具体的には、ポートフォリオの60%~70%はETF(VTIとQQQ)のルールを絶対遵守したいと思います。
純売上高とEPSをチェック
コロナウイルス問題ピークの時期が対象なので、個人的にも気になります。
数字はマコーミックのホームページより一部頂戴しております。
まとめたら数字の表示が小さくなりました。
拡大しないと全然見えませんね。次回はもう少し見やすいようにしたい。
純売上高
2020年5月末時点が「$1,401.1」、2019年5月末が「$1,301.9」となっていますね。
予想が「$1,350」だったようですので、単位が100万ドルということは5,000万ドルほど予想を上回ったってことでしょうか?
前年ベースだと、(1401.1 - 1301.9)÷ 1301.9 = 7.62% のプラスになりますね。
数字だけを見ると、好調のように見えます。
1株あたりの利益(EPS)
2020年5月末時点が「1.47ドル」、2019年5月末が「1.13ドル」です。
予想が「1.12ドル」だったので、+0.35ドルの好結果となっている模様。
一時、182.67ドルの最高値を付けたはEPSの結果が好感された影響でしょうかね。
そのおかげで、マコーミックの決算発表に気が付いたわけですが。
結局はコロナウイルス第2波懸念で、先週末の株式市場は全体的に下落傾向にあったので、結果として四半期決算の影響は無かった扱いになっていますね。
消費者需要の増大と事業者向けセグメントの減少
マコーミックは消費者向けと事業者向けのセグメントに対してビジネスを展開している会社ですが、コロナウイルス問題の影響から明暗がハッキリ別れた内容になっています。
個人消費向けに関しては、需要増大のようです。
食品に限らず、生活必需品全体が消費者の買い溜めサイクルの影響を受けているのでしょう。コロナウイルス感染予防対策では外出を控えることを前提としておりましたので、数か月分の保存できる食品にスポットが当たることとなり、その中にマコーミックの商品である調味料が多く含まれていた影響だと思われます。
逆に、事業者向けが不調となっています。
まぁ、こちらはレストランの営業停止や業務用での卸先企業の営業停止、店舗の閉鎖や廃業などを考えるとポジティブな結果が生まれる要素が全く考えられない。
加工食品を扱う大企業では、年単位または数年単位契約をしているので通常通り調味料を卸しているでしょうが、個人経営や中小企業などはそうでは無いってこと。
投資をしていると大企業のみ対象としているので見えにくい部分ですが、経済は中小企業が中心になって回っているのかな、と感じさせられた結果だと思います。
結果
コロナウイルス問題という不測の事態が起こっても、マコーミックは平常運転をしているな~と思いました。やはり、個人・法人どちらにも強みがある企業は強いですね。
例え経済ショックが起こっても、何だかんだ上手くやる企業だと改めて感じたよ。
それでも個別株をポートフォリオ内の中心に据えるのは勇気が要りますね。
ビザとマコーミックなら中心にしても良いような気がしますが、そこは私です。そう私が選択した銘柄なのです。冒頭でも言いましたが、先を読むセンス皆無の私が選択したという時点で、いつかどこかでやらかすことは確定しています。
今後、「個別株を中心に投資をします」とか言い出したら要注意です。多分逆指標になるよ。保有銘柄が紙くずになる可能性大かもしれません。同じ銘柄を保有している方は即座に売却した方が良いでしょうね。
今のところ、そんな考えは無くETF中心の投資を心掛けるつもりです。
アルトリア・グループとVYMをQQQにスイッチすれば、結構良さげなポートフォリオ構成になりそうなので、いずれ実行に移そうと考えています。
個別株でも、マコーミックとビザは引き続き永久保有銘柄として残します。