先週のリスク資産変動記録
米国株投資の資産状況をモーニングスターのMyポートフォリオ機能で確認したよ。
1週間のリターンが、3.65%となっている。
実際の変動値は、先週(12.19) - 先々週(8.36) = 3.83% となります。
気が付けば、株価リターンが10%を越え、金額にすると1万ドル以上の含み益状態となっていますね。3月23日付近に記録している底値からの回復力が凄まじい。
2020年の株価リターンがプラス転換した銘柄が散見されますので、投資脳的には半年経ってようやく2020年がスタートしたって感じる。
だけど、これほどまでに株価が急騰していることに対しては注意が必要かと思う。株式市場全体に問題が無くても、どこかのタイミングでリバウンド下げは必ず起こるでしょう。長期投資家は保有一択ですが、売却をして利益を定期的に確保したい人たちがいる以上、大なり小なり株価調整は来ます。
従って、定期投資のように少しずつ資金を投入する方がベターでしょうね。
「株が調子良いみたいなので、よく分からないけど積極的に買うわ」って考えはNG。
ご注意されたし。
先週の思うところ
最近の米国株式市場の株価は盤石な動きをしていますね。
毎日少しずつ株価が回復しているけど、先週5日(金)の雇用統計の発表内容次第ではボコボコに売られるかもと心配していましたが、杞憂に終わりました。
雇用統計の結果は以下の通りとなっています。
非農業部門雇用者数変化
予想:-800万人
結果:250.9万人
前回:-2053.7万人
前回の数字が悪目立ちしている感あるな。
予想の時点で最悪期は抜けたと感じていましたが、結果は更に予想外でプラス結果になっていました。数字は悪いながら、回復傾向が強く出た雇用者数の変化だと思います。
失業率
予想:19.8%
結果:13.3%
前回:14.7%
こちらも、予想を良い意味で裏切りましたね。
コロナウイルス問題による雇用状況の悪化は、下げ止まりと見て良いでしょう。
とは言え、近年の平均が4%程度だと思いますので、この数字に戻るにはそこそこ長い時間が必要。米国株式市場への投資をメインに行っている私としては、その根幹を支える雇用者数や失業率の悪化は、すぐにでも改善して欲しい数字です。
労働者数が確保されない都市で、経済効果が循環できるとは思えませんからね。
ここまで数字を気にする感じで書きましたが、長期投資目的なら気にする必要はないと考えています。毎月あるイベントの1つってだけで、そこまで重要視をしていません。
四半期決算報告でさえ、クソ結果を報告されても即座に売却をしないぐらいですよ。
私は2~3年程度で確実に右肩下がりと確認をした上で、「ああ、こりゃ泥船だわ」って確信を得るまで保有し続ける派閥に属しているからです。
保有銘柄では、ビザとマコーミックがこの判断で行いますので、当分は保有継続する予定。
でも、アルトリア・グループはダメだと思う。
この銘柄は泥船感あるよ。
個別株の失敗例枠として未だ保有していますが、株価が50ドルぐらいまで回復したら損切りしても良いかもね。
アルトリア・グループがポートフォリオにいるだけで、「個別株には注意されたし」と警告効果があるのは認めます。このおかげでマスターカードとマイクロソフト、アマゾンあたりを個別株で保有しようと考えた時に歯止めとなったことは事実です。
思い止まった結果、QQQに投資をしたわけですね。
決して、アルトリア・グループがいらない子、というわけではないですよ。
私の精神的ゆとりをもたらしているのは、ひょっとするとアルトリア・グループかもしれません。あまり認めたくない事実ではありますがね。
なので、個別株を買うなら責任を持って面倒を見れる子だけにしましょう。
米国株での短期売買は思っている以上に投資効率の悪い手法なので、おすすめしませんよ。