ほどよく働いて、セミリタイア生活を実践する

40歳の退職予定者が、週3ぐらいの労働でセミリタイアを試みる。労働時間の拘束が少ない生活を目指すブログです。

スポンサーリンク

VTIは万能ETFだけど、個別株に劣後する時期があることを頭に入れよう

スポンサーリンク

最初に私の結論を言いますと、今まで通りVTIを買い続けます。

だけど、個別株だって選択次第でVTIにボロ勝ちする可能性が大いにあるってこと。

市場平均に対してアウトパフォームすることが出来るって時点で勝ち組でしょう。

ただし、前提条件に「会社が存続し続けること」というのが付きますがね。

ETFの場合は資産総額さえ潤沢なら償還リスクが限りなくゼロに近いから、個別株に投資をしている上で避けられない倒産リスクをあらかじめ回避できるという時点で非常に優秀と言えますね。

私みたいに適当にゆるく投資をするなら、ETFと投資信託で問題ないです。

ただ、今回のコロナウイルス問題に起因する暴落を受けたMyポートフォリオの打撃具合から見るに、市場全体が暴落状態になるとただ受け入れるだけしかない選択を強いられるというのも考えものだな、と思うわけですよ。

それを承知で市場平均に投資をしていると言えばそれまでですが、何かしらの対応策を取りたい。そこで個別株の出番です。ETFと個別株のハイブリッド編成に注目したい。

 

VTIと個別株

以下は、コロナウイルス問題に起因する暴落からのチャートです。

個別株は大型株で、セクターが重ならないように選出しました。

  • 情報技術 マイクロソフト
  • 一般消費財 アマゾン
  • ヘルスケア ジョンソン&ジョンソン
  • 生活必需品 プロクター&ギャンブル

QQQは私が最近ポートフォリオに入れたので、ゲスト参加とします。

 

f:id:hodo-work:20200429105124p:plain

 

約3,500銘柄に分散しているVTIの一人負け具合がよく分かるな。

特にマイクロソフトとアマゾンに対しては、通常時にはリターンで大きく差を付けられ、暴落時には普通に負けているETFってことになる。

つまり、この2銘柄(またはどちらか)に集中投資をしている投資家に、市場がどのような状態であろうとも常に負け続けているわけですね。

分散投資ってディフェンシブですか?って言いたくなるよ。

じゃ、個別銘柄に集中投資をするのか?と言えば、まぁやらないです。

私の豆腐メンタルで数銘柄に集中投資とか無理。

常に株価が気になるのが目に見えてるし。

株価が気になる度合いが今ぐらいで丁度いいことを考えれば、ETFと個別株のハイブリッド編成で満足する方が私には合ってそうです。

 

1年間でのチャート

1年で見ると、暴落前貯金の差がはっきりするね。

2019年のマイクロソフトは無双状態だったので、あっさりアマゾンをアウトパフォームしています。ここでもVTI(笑)扱いになっているよ。

 

f:id:hodo-work:20200429112352p:plain

 

これ以上の期間チャート図を載せませんが、5年でもVTIが最下位をキープしています。 

市場平均は負けない投資手法であって、多くのリターンを求めるものではないことを再認識することが出来ました。

数少ないコロナさんの功績(?)かもしれません。

  • 市場平均に過度な期待をするな
  • ディフェンシブ銘柄に傾倒をするな
  • 配当金にホイホイされるな 

これらが今回暴落で得た、大きな教訓となるだろう。 

 

さいごに

今までは、ETF(80%)と個別株(20%)をポートフォリオ構成の目標にしていました。

個別株を趣味枠ぐらいに考えていましたが、これを改めます。

VTIを50%以上で、あとの構成を自由にしようと思う。

これなら最悪の場合でも投資額の50%は確保されるだろうから、リスクをある程度抑えることが出来るでしょう。償還扱いになったら知らんが、もしもVTIがそうなればアメリカ自体が無事で済んでいない状態であり、日本が存続していることすら怪しいです。

QQQを20%ぐらい保有しようと思っているので、個別株枠は実質30%程度になるでしょう。

 

ん?

んんん?

 

執筆時点で、マコーミック16.8%、ビザ16.65%、アルトリア・グループ6.93%が個別株のウエイトになっているわけだけど、早速結論が出たな。

そう、アルトリア・グループよ、お前だ。

お前の6.93%をQQQに献上するんだ。

今後、どうするか要検討ですね。とりあえずリバランスは買い調整派なので売るのに悩むかもしれないな。言うて、7000ドルぐらいです。これを今すぐスイッチしたところでリターンに繋がるかと言えば・・・・・・微妙です。

ブログネタとして、アルトリア・グループの配当金で資金回収が何年掛かるのかを試すのも一興ですかね。ちなみに、現在は投資金10,234ドルに対して配当金681.8ドルを回収しているので、回収率6.66%です。

この調子なら、約26年掛かります。(増配無視で、現在の配当金維持の場合)

 あー、それまでブログが存続していることが怪しいね。

マジで問題児だわ。みんなは個別株を保有する場合は、十分検討をしてから買うことをお勧めしたい。後々、ちょっぴり後悔することになるかもよ。

その点、ETFは気軽に保有できて本当に楽です。

VTIとQQQに積立投資をしつつ、個別株を慎重に考えていくことにする。

QQQのおかげで個別株投資欲が抑制されたので、今のところ欲しい銘柄はなしです。

あえて挙げるなら、ビザの相方目的でマスターカードかな。