ほどよく働いて、セミリタイア生活を実践する

40歳の退職予定者が、週3ぐらいの労働でセミリタイアを試みる。労働時間の拘束が少ない生活を目指すブログです。

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マコーミックの2020年Q1四半期決算を確認するよ

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早いもので前回の記事から、もう3ヵ月となるのですね。

今回の決算報告から2020年になります。スタートが良い結果だと嬉しいのですが、昨今のコロナウイルス問題の件があるので、予想・予測通りには行かないだろうな~と思いつつ確認をしていくことにする。

 こちらは前回の決算報告時の記事です。

 

www.hodo-work.com

 

2020年第一四半期決算を見る

発表スケジュールを確認すると3月31日となっているので、株価に何かしらのアクションがあってもいいと思うのですが、執筆時点ではそんなに動きがない感じです。

それでは気になる数字を確認していこう。

気になるデータをピックアップ

今回もGoogle先生の翻訳機能に感謝!!です。

英語非対応の私の脳細胞でも確認することが出来るので、やはりハイテク企業は生活必需品化しているとひしひしと感じています。

 

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純売上 

2020年が「$1,212.0」、2019年が「$1,231.5」となっていますね。

予想が「$1,230」だったので、前年ベースでフラット収益予想だと思われます。

「前年ぐらいの見積をしておけばOKだろ」ってことのようです。

結果としては、前年比として「$19.5」のマイナスってことだ。

単位が百万ドルなので、約-2,000万ドル(前年比-1.6%)の収益ミスが発生していることになるよ。

1株あたりの利益(EPS)

2020年が「1.08ドル」、2019年が「1.11ドル」です。

予想が「1.03ドル」だったので、+0.05ドル好結果?となっている模様。

雰囲気投資家の私には理解が全く及びませんが、前年が1.11ドルの結果に対して何故1.03ドル予想なのだろうか?と思っていました。

コロナウイルス問題を考慮したのか?とかって思っていたら、こんな記事に遭遇した。

 

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一部抜粋。気になる方は、リンクを貼っておきますので確認してみると良いです。

 

www.zacks.com

 

なるほど。去年の1株利益を基準にすると1.12ドル相当になっているからってこと。

単純に数字だけ見ても比較基準にならないとか、決算報告確認ってレベル高すぎませんか?

少なくとも私のような雰囲気投資家は個別株をメインに据えるのはNGってことだけ理解できたよ。投資の中心はETFでOKだね。

アジア地域の売上がやばいですね問題

-29.1%減というインパクトある数字が出ていますね。

アジアという広い地域での分類ですが、まぁ主に中国の問題でしょうね。

 

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日本はスパイス市場の規模が小さい上にエスビーとハウスの寡占状態となっているので、この数字に対する日本の影響力は微々たるものでしょう。マコーミックの商品をスーパーで見掛けることは稀ですし、欲しいものはネット経由で買います。

話が逸れましたが、地域別で見るとアジア地域が壊滅的な数字を出したってことですから、現在進行形でコロナウイルス問題がやばいことになっているニューヨークのことを考えれば、第二四半期決算時はアメリカが明日は我が身となりそうです。

どうなることやら。

個人消費はともかく、レストランや加工食品などのビジネス取引が全体の4割程度を占めていますので、各会社の営業停止期間はイコールで売上機会損失と繋がることを思えば、結構厳しい数字になると予想。

まぁ、雰囲気投資家の私の予想なんで外れる可能性大ですがね。

結果

今回の結果は可もなく不可もなく、って感じで悪い所もあったけど数字的には悲観することもないって結論になります。多分ね。

株価も横ばいなので、四半期決算結果の失望売りは回避していると思います。

 

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全体を見ると、あんなに足を引っ張っていたアジアの影響を感じませんね。

と言うのも、地域別で見るとアメリカが約70%なので、結局-1.6%程度の売上減に留まるってことでしょう。アメリカの消費が強いってことを改めて認識しました。

引き続きマコーミックへの投資を続けます。

素人の考えですが、外出制限があるなら日持ちする加工食品に注目が集まると考えます。

作る際には材料が必要ですよね?

スパイス最大手のマコーミックが必要とされないことは考えられない。

安易すぎる考えだとは思いますが、今後「食」に焦点が当たると強みを見せるのでは?と勝手に思っているわけです。

食糧難にはなって欲しくありませんが、もしそうなれば食品を最優先に確保する必要があります。あと水ですね。

近所のスーパーに行くたびに、鯖缶を買うことにしようかな。

スマホがあっても腹は膨らまないですし、インターネットが無くても生命活動に致命的な影響があるわけでもない。ハイテク企業一辺倒の投資よりも、セクターを意識した投資の方が安定するような気がします。

あれこれ述べましたが、結局のところ私のような雰囲気投資家はおとなしく投資信託かETFの積立が無難でしょうね。考えを巡らせても器用貧乏的な分散を考える始末。だったら市場平均で良くない?って話ですよ。

現在保有している個別銘柄は一生保有するつもりです。(アルトリア・グループは除く)

今回、マコーミックの数字確認をしていて、個別銘柄を安易に増やすことは厳禁だと思い知りました。私には数字を真の意味で理解することは無理っぽいです。

個別株はマコーミックとビザだけでお腹いっぱいだよ。

凡人はETFで満足するべきだと教わりました。

ありがとうマコーミック。今後も一緒に頑張ろうね。