顔見知りのベンダから「テレワークを導入したら、助成金が出るよ」というチラシを頂いたので少し考えに耽ってみるよ。
チラシを見ると、中小企業向けのテレワーク導入案内の内容でした。
100万円が上限だけど、この機会に導入しませんか?ってことのようですね。
時間外労働等改善助成金(テレワークコース)
気になる方は厚生労働省のページに記載されているので、チェックすると良いでしょう。
助成金を頂く為の条件を確認しないといけませんね。
チラシの一部を抜粋します。
端末(タブレットやパソコンなど)は対象外となり、クラウドや遠隔通信機器、システム構築・運用に対して支給対象となる模様。
まぁ、そうですよね。パソコン買っただけで助成金が貰えるなんて、条件が緩すぎます。この機会に会社のパソコンを一部リプレイスするだけでOK、なんて甘い話は無かった。
1番安価で済ませられそうなのは、Office365やDropboxなどのオンラインストレージサービス、Googleビジネスアカウント(有料)への移行などではないでしょうか?
主にSaaS(Software as a Service)と呼ばれるのもですね。
月額(または年間)発生のサブスクリプション契約となるので、各運営会社の犬として喜んでお金を支払う体制となるのが気になる点ですが。
継続するつもりなら問題ありませんが、割と金食い虫なのできちんと検討してから導入する必要がある。Officeの場合はパソコンにプリインストールされている、またはダウンロード版の方が3年ぐらいでコストが逆転します。
5年リースで組んでいれば数万円分割高になりますが、Office365のデメリットは価格ぐらいだと思います。常に最新版のOfficeを利用できるし、2台以上で使えば自身のアカウント1つで使い回すことだってできる。更に、OneDrive(1TB)も付いてくるのでビジネス面で考えると、非常に役立つツールとなってくれることでしょう。
まぁ、私はOffice365ユーザーではありませんがね。
ただの情報提供です。最近、オンラインストレージをプライベートで導入したので、その時にいっぱい調べたんですよ。
その際は、OneDriveとDropboxが最終選考まで残ったので、その2つは時間を掛けて調べたので、結果としてOffice365の情報が頭に入っているってだけ。
対象となる中小企業事業主
対象となる中小企業はこんな感じでした。
どちらかを満たせば良いらしい。
どの業種でも1人以上の労働者いればOKとのこと。
推されているのが小売業とサービス業、卸売業だと思いますが、どの業種も「テレワーク自体が難しい業種じゃない?」と思うのは私だけだろうか?
お客様が訪問ありきの小売業とサービス業。
卸売業はよく分かりませんが、個人的には物流センター的なものを想像しますね。
人と人との接触が多いであろう仕事に従事している層なので、テレワークへの移行は一時的としても難しそうな気がします。
まぁ、改めて中小企業の定義が確認できただけ、為になったと思うことにするよ。
さいごに
テレワークを導入すると業務に不要なものが可視化される、と聞きます。
今まで手作業でしていたことが、電子化や集計アプリなどの導入で時間と労働力削減に繋がった、ということ。
つまり、社員10人分の仕事量だったものが、8人分ぐらいにカットできたのなら、それは不要なものと成り果てます。それが部署移動かリストラなのかは分かりませんが、少なくとも業務洗い出しの一助となるでしょうね。
コロナウイルス問題のおかげで転職活動が滞っているので、もう少し在籍するつもりですが、切欠があればいつでも辞めるつもりでいます。
テレワーク導入で、「お前リストラね」となっても痛くないので、今ならOKだよ。むしろ言ってくれたら会社都合扱いで辞められるオプションまで付いてくる。
でも、提案するのはすごく面倒くさいです。
だってもう辞めることばかり考えているのに、会社の為に行動を起こすとかアホらしくありませんか?私の後釜がきっと頑張ってくれるだろうし。
社内システムのリプレイスも今年するべきことなのですが、やる気全くなしです。
適度にサボって、転職活動に勤しむのが正解だな。
実際テレワークを導入すると、どうなるのでしょうか?
給与の一部カットぐらいありそうな気がする。
「実質働くのは4日でいいから、1日分差し引くね」
こんな感じで人件費カットするぐらい、やりそうだな。
自身の会社がホワイトかどうか分かるかもね。
うちの場合は、時間外労働が45時間以上でサービス残業の時点でブラックだよ。
休日出勤も平日代休扱いにするし、その平日代休も仕事のスケジュールが詰まっている為取れない。私の所属部署ではありませんが、「有休を消化したことにしてタイムカードを提出しろ」との指示もあったようだ。
年に5日の有休休暇取得義務に付随する対応のようですね。
有休休暇扱いにして、普通に出勤しているらしい。
これを聞いた時に、ブラック企業だと再認識したよ。
これで新卒採用には年間休日120日以上、土日祝休みって記載しているからね。
それが適用されるのは、本社務めの総務部と営業部だけですがね。
記載詐欺で、絶対すぐ辞めるだろうって思うでしょ?
実際5人中4人は辞めるよ。1年持ったら褒めてあげたいレベルだね。
若い子がすぐ辞めるから、いつまで経っても会社の高齢化が止まらないことに。
これも私の退職理由の1つですね。
10年後ぐらいには、仕事が出来る社員がいなくなるリスクを多分に含んでいるので、将来性を考えると期待が持てませんから。
50代で転職するはめになるなら、今の内ってことです。
今は転職活動に少し水を差されている状況ですが、もう数か月もすればコロナウイルス問題も少しは終息に向かうと信じて、少しずつ準備を進めていきたいね。