ほどよく働いて、セミリタイア生活を実践する

40歳の退職予定者が、週3ぐらいの労働でセミリタイアを試みる。労働時間の拘束が少ない生活を目指すブログです。

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【2020年3月第5W】米国株ポートフォリオの運用状況

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先週のリスク資産変動記録

米国株投資の資産状況をモーニングスターのMyポートフォリオ機能で確認したよ。

 

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1週間のリターンが、9.66%となっている。

だが実際の変動値は、先週(-10.67) - 先々週(-18.2) =7.53% となる。

 久しぶりにプラスを見た気がする。

1週間の結果としては悪くない結果ですが、所詮リバウンドで戻っているだけって印象が強いですね。金曜日に少し下落をしてクローズしたので、今週以降の動きが気になるところ。

たまには無風状態で1週間を過ごしたいものだ。

先週の思うところ

 経済支援策をしようとも、コロナウイルス感染者数増加の情報1つで叩き売られてしまう点が気になりますね。

もう少しコロナウイルス問題に対してポジティブな情報が無いと、株価が上向きになることはないのかもしれない。

具体的には、治療薬やら重症化しない医療体制の確立などの情報が欲しいかな。

今のところ、終息する兆しが見えないので、しばらくは不安定な経済状況が続きそう。

急落や急騰を繰り返すのは勘弁して欲しいですが、甘んじて受け入れるしかありません。とは言え、やることは積立投資だけなので今までと何にも変わらないですが。

さて、話が変わりますが今回の暴落において個人的に気になっていることがあり、それは高配当個別銘柄への投資についてです。

大きく下落をしたので配当率がアホみたいに上昇しているのはご存じの通りですが、それにより配当性向がやばいことになっている。

 

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こちらはエクソン・モービルの配当関連数字になります。

配当性向が215.10%を記録していることが分かると思う。

配当性向と言えば、純利益に対する配当割合を示す数値です。

例えば1億円の純利益で配当性向が30%の場合、3000万円を配当金として株主に還元していることになる、ということだね。

 

配当性向215.10%です。

 

「どこから配当金を捻出するんですか?」と疑うレベルの数値となり、純利益より支払う配当金の方が高いという、訳が分からない状態となっています。

これは一時的な数値だと思いますので、その内正常に戻るでしょう。

ただ、その際に配当性向が90%前後に収まることを考えれば、減配の2文字がチラつくことになると思われます。

37年間増配をしている大企業ですが、ゼネラル・エレクトリックの例があります。

今回のコロナウイルス問題に起因する暴落を切っ掛けに、増配天国米国市場のアイデンティティが失われるのかもしれません。

減配する企業が連鎖的に増えるリスクがあるってことですね。

最近は証券会社への口座開設が増加していると聞きます。

株価が下がっている時に始めようってことだと思いますが、安易に高配当銘柄を選択すると思わぬしっぺ返しを喰らうことになる可能性大かと。

配当金が7%以上の数値にホイホイされて、数か月後に減配となり、減配&それにより株価下落というダブルパンチを貰うリスクがあることを考えておきましょう。

純利益とEPSぐらいはキッチリ調べて、今後の増配に影響がないことを確認してからの投資でも遅くありません。むしろ、これが出来ない人は個別株に手を出すのは厳禁なので、投資信託かETFを選択する方が無難ですよ。

私?

私はメイン投資先をETFと定めているので、ひたすら積立投資をするのみです。

来月も今月同様に下落祭りになるのなら、QQQとVGTの新規投資を考えたい。