ほどよく働いて、セミリタイア生活を実践する

40歳の退職予定者が、週3ぐらいの労働でセミリタイアを試みる。労働時間の拘束が少ない生活を目指すブログです。

スポンサーリンク

VYMから配当金を頂いたので、色々と考察してみる

スポンサーリンク

配当金は1週間前ぐらいに頂いていましたが、先週の下げの強烈ぶりから、すっかり頭からすり抜けていました。

昨日の記事にて、VTIの配当金について調べていた時に思い出しました。

VYMからの配当金

VYM(米国高配当株式ETF)はNISA口座で保有しています。

5年後の株価上昇と配当金をプラスした合計で、リターンを産んでくれることを期待してのNISA口座での保有でしたが、今回のコロナウイルス問題に起因する暴落により風向きが怪しくなっています。

投資した年が2017年と2018年なので、残された期間はあまりないです。

つまり、結局マイナスで終わりそうってこと。

それにコロナウイルス問題が収束していないことも加えると、あと2年ぐらいで株価が元に戻ることを期待するのは楽観的すぎるかと思います。

NISA口座の5年間という制限が足を引っ張る形となりそうですね。

NISA 2017年

f:id:hodo-work:20200327094955p:plain

 

NISA 2018年

f:id:hodo-work:20200327095347p:plain

 

合計すると53.39ドルの配当金を頂いたことになります。

暴落時の含み損に比べると、かわいい金額ですね。本当にお小遣いレベルです。

これからNISA口座で、VYMを保有する予定のある人に向けて参考程度にデータを提供しようと思います。是非、私の保有歴を見て頂きたい。

VYM保有歴

購入履歴は以下の通りです。

  • 2017年12月11日 48株購入(85ドル)
  • 2017年12月29日 59株購入(85.91ドル)

平均取得単価が85.5ドルとなります。

続けて、配当金履歴ですが、配当回数が多いのでExcelで記録を取っている表を貼り付けますね。

 

f:id:hodo-work:20200327185616p:plain

 

  • NISA 2017  289ドル
  • NISA 2018 321.06ドル

 

2017年分に関しては、もう10回分貰っているので丁度半分ほど経過したことになりますね。上限が5年なので、配当回数は20回まで。

投資金が9,148.69ドルに対して、配当金で610.06ドルを回収している段階です。

これにプラス益が乗っていれば良かったのですが・・・・・・、ねぇ?

今回のコロナウイルス問題があったにせよ、貰っている配当金以上に含み損を被っている形です。こうなった時には保有期間に制限があるという1点については大きなネックと言えるでしょう。

NISA口座については損失補填がそもそも弱点として挙げられていましたが、まさか自分にも降り掛かるとは想定外の展開だと感じているよ。

さいごに

配当金目的のNISAはマジでおすすめしません。 

5年間という期間で結果を出さないといけない点が非常につらい。

高配当戦略自体が「保有期間は一生」をフレーズに掲げている点からも、5年は短すぎる期間ではないでしょうか?

もちろんロールオーバーをして保有期間を10年間に延長する手が打てないわけではありませんが、効率的ではないなぁ~という印象です。

ロールオーバーをして延長する場合、その年のNISA口座の非課税枠を消費する必要がある。例えば100万円分をロールオーバーすると、今年のNISA口座非課税枠のうち100万円分を消費し、自由に売買出来る枠は20万円だけになる、ということ。

上図の配当金履歴を見ても分かるように、たかが100万円程度の保有で貰える配当金はクソしょぼいことが分かると思う。貰えるのは嬉しいが、「続けたいか?」と問われるとハッキリとした回答は出来そうもないのが、保有した上での正直な感想です。

同じようにNISA口座で保有しているVTIの方は危機感ないけど、何でかな?

こっちは多分キャピタルゲインに多少期待が出来るからだと思われます。

VTIはその内株価が戻ると思えるけど、VYMの方は自信が持てません。

保有歴から、VYMの値上がりに全く期待が持てないことを実感しているから。

VYMはよこよこのレンジ期間が長かったことぐらいしか印象無いよ。

配当金ホイホイされた自分の教訓としては、ETFが欲しいならキャピタルゲインが期待できるものに限るよ。これは本当の本当の本当の偽らざる気持ちなので、皆は決して失敗をしてはならない。

私のようなアホは私だけで十分なのだから。