ほどよく働いて、セミリタイア生活を実践する

40歳の退職予定者が、週3ぐらいの労働でセミリタイアを試みる。労働時間の拘束が少ない生活を目指すブログです。

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1,000ドル単位で乱高下を繰り返すジェットコースター相場の最中、世の投資家たちはどの銘柄を売買しているのか?気になったのでSBI証券のランキングから探ってみることにする。

SBI証券内、週間売買代金ランキング

今回は売買代金と約定件数をピックアップしてみた。

先週(3月9日~13日)における動きを見比べて行きたいと思う。

米国株式

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気になるのはエクソン・モービルですね。執筆時点での配当利回りが9.36%となっているので、高配当金目当ての買いかと思われます。

あ、逆に売りが大量に入ったことも考えられるのか。

その他の銘柄は今回の乱高下に乗じて売買されている印象はあまり受けませんね。毎週それなりに売買されている銘柄たちだな。

米国ETF

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相変わらずレバレッジETFの人気が根強いです。

下落が強いので、ベアETFのSPXSの売買が多い模様。短期売買目的とは言え、よく実行に移せるものですね。見習いたくはありませんが、ある意味尊敬します。

VOOやVTI、SPYDといった積立投資によく採用されているETFも上位にいるので、下落中でも買われているようで少し安心しますね。

SBI証券内、週間約定件数ランキング

続いて、約定件数です。

こちらの方が実際の投資人口に準じた結果だと、個人的に考えています。

  • 機関投資家や大手ファンドなどが1000万円単位で売買する
  • 個人投資家が10万円単位で売買する 

どちらも約定回数1回のカウントとなり、このカウントを稼ぐのは個人投資家の方が多いのでは?という考えからですね。

売買代金の方は資金が潤沢な投資元に左右されるので、必ずしも個人投資家の動向とイコールで結べないような気がしますが、逆に約定件数では投資人口に比例した結果になると思われるので、今回の下落時の真のランキングはこちらの方かなと。

米国株式

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ランキング内の半数が高配当戦略でよく採用される銘柄たちですね。

高配当目的の銘柄でエクソン・モービルが1番人気の時点で、配当金ホイホイされた投資家が多いこと多いこと。まぁ、損切りをしただけかもしれませんが、それ以上に買う人が多かったのか?と勘ぐってしまう結果となっている。

ヘルスケアの雄、ジョンソン&ジョンソンがランキング入りをしていますが、その他の同セクター銘柄を確認できませんね。問題が問題だけにヘルスケアセクター自体が敬遠されている感じでしょうか?

米国ETF

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高配当ETFがイキイキとしていますね。 

 

株価が下がる → 配当利回りが上がる → 涎を垂らしながら買う

 

この無限ナンピンを喜んで実行している層が多い印象を受けます。

NISAで購入をして、5年後に値上がり益+配当でプラスにならなかったら悲惨ですよ。私はVTIとVYMをNISAで保有しているから分かります。

VYMはまじで値上がり益に期待できないってね。

そう結論を出してからはNISA枠で買うのはVTIのみにしている。

買うなら期間に制限がない特定口座で購入する方が無難でしょう。

さいごに

最近の高乱下相場にて買われている銘柄が気になったのでランキングを眺めてみましたが、通常時とそこまで変わらない顔ぶれだった印象です。

レバレッジETFが人気なのも健在でした。個別銘柄だと下落によって配当利回りが上昇した高配当銘柄にスポットが当たるのは致し方なし、ってところでしょうね。

VOOとVTI、VTと言った市場平均指数インデックスの人気もキープされていることが確認できて、個人的には喜んでいるところであります。

さて、今日からまた1週間が始まりますが、米国株式市場の行方がどちらに動くのか注視をして行きたいと思います。下げ一辺倒だけはやめてよね。