暴落は言い過ぎだと思いますが、少しきつめの株価調整レベルの下落が現在進行中です。火曜日の朝時点なので、今週末には普通に戻っている可能性もありますが。
もし続くことがあれば、せっかく投資を始めたビギナーさんたちが「投資なんてクソ」とか「投資ブロガー死すべし」とか言い出し、早々に投資自体から撤退するかもしれない可能性があると思うと、少し複雑な気持ちになります。
私の場合、暴落は許容リスク扱いなので特に問題視することはありませんが、多くの人にとって暴落による資産価値の損失は無視できることではないでしょう。
特にすぐに「損切り」のワードが脳内にちらつく人は要注意ですが、短期投資を選択しているのなら、それは紛れもなく正しいです。自信を持って行動をしましょう。
しかし、株を長期保有することを前提に考えている人の場合は話が変わります。
そう自分なりに結論を出して投資をしているのなら、この程度の下落であたふたする必要は全くありません。ド~ンと構えていましょう。
むしろ買い場だと思うぐらいの気持ちで丁度いいと思うよ。
コロナウイルスが原因で投資している企業(個別株)は売上がゼロになるぐらい打撃を受けたと思いますか?
好況だろうが不況だろうが関係なく使われる(売上計上される)企業に投資をしているのではありませんか?
もし、投資信託やETFを選択して数百社以上の企業に分散投資をしているなら、尚更気にする必要はありません。だって倒産する企業より継続する企業の方が圧倒的に大多数を占めるから。
気にするのがアホらしくなって来ませんか?
こういったプチ経済ショック的な下落を経験して、自身の長期投資適正を確認することはきっとプラスに働くことでしょう。
次回からは、「この程度か?お前(株価調整)にはがっかりだよ」とか「今回の下落は外れだな」とか思うようになります。そこには精神的余裕が生まれるので、自身にとって投資存続のハードルが非常に低くなるだろうね。
2月24日(月)の結果を見る
前置きは長くなってしまったが、ここからが更に一歩踏み込んでみるよ。
最近では珍しいぐらいに1日の下落がやばいことになっていた。
1日の値動きだけで、-3,854ドルです。
ドル円のレートが110円だとすると、日本円換算で-423,940円になるね。
人によっては2ヶ月分の給与所得相当が吹っ飛んだ形に・・・・・・つらい。
具体的な数値を計算すると、めちゃくちゃ鬱いです。
VTIでさえ-3.29%です。Myポートフォリオの結果はだいたい市場平均ぐらいの下落に収まっているので、良しとするべきかもしれませんね。
毎度マコーミックだけは、市場全体が下落時に良い仕事をします。こんな時に値崩れしないから本当に底堅い銘柄なんだろうね。
あと、マクドナルドもそうですね。私はホルダーではありませんが、マクドナルドを保有している人は割と頼りになる存在だと感じていることでしょう。
ちなみにS&P500の株価MAPを貼っておく。
やばいぐらいに真っ赤っか状態です。
こんな時は何を選択していてもマイナスなので気にするだけ負けだと思うことにする。
CFDの確認もしておく
合計すると、-44,071円になります。
自分で決めたルール通りに取引をした結果、こうなった。
あっ、ルールについては前回の取引結果に載せていますので、気になる方は過去記事を参照くださいませ。
今更だけど、スイングトレードは市場が好調時にやるべきことだと感じたよ。
火曜日以降も下落が続くなら、今週分のポジションも引き続き持ち越しになりそう。どんどんポジションが増えていきそうで怖いよ。
ああ、為替取引をメインにしている人は毎日こんな気持ちなんだね。
株価チェックに張り付くほどストレスを感じていませんが、もしそうなったら本当に禿げそうだわ。今は頭皮状態は良好ですが、円形脱毛症とかになったら嫌すぎる。
CFD取引はあんまり続かないかもしれないな。
とりあえず今年いっぱいは続けたいと思うが、果たしてどうなることやら。
さて、TECL君は元気だろうか?
みんな大好き3倍レバレッジETFのTECLに焦点を当てることにする。
しかも、このETFは情報技術セクターで運用しているので人気があります。3倍レバレッジETFをポートフォリオの一部に採用している人はだいたい保有していると思うので今回の下げはTECLをターゲットとする。
- 直近の最高値株価:333.80ドル
- 2月24日の株価:263.92ドル
約-20.9%の下落となりますね。
数日でこれだけ削れるとかレバレッジETFは怖い。上がる時はイケイケだけど、下がる時はドーンと下がります。ナイアガラの滝状態とはまさにこのことだわ。
ここで真のTECLホルダーは買い増しを行うんだろうな。
買い増しはご計画的に、ですよ。
最後に
私のメイン投資先であるVTIにも少し触れておこう。
当然のことながら、VTIもナイアガラの滝状態となっている。TECLと比較すると、規模は小さいですがね。
直近の最高値株価(172.17ドル)から2月24日の株価(164.3ドル)の下落は約-4.6%ぐらいなので、たいしたことない下落率ではないでしょうか?
余裕で放置できるレベルです。
よく考えてみると、年初初値ぐらいに戻っただけですね。
数日で結構下落したから、やべぇ下げ扱いされていると思うけど、単に1月と2月分の上昇分を白紙に戻されただけだぞ。
そう思うと、定期的な積立投資最強ってことになりませんかね。短期的な下落なんて気にする必要はなく、機械的に積立を行うだけでOK。
あえて文句を言うならもう5日ほど早くこの下落が来て欲しかったよ。
20日にVTIを171ドルで買ったのに、2営業日後には164ドルになっているんだぞ。
長期で見れば、この程度の株価差なんて極微弱なノイズなのだろうが、何かモヤモヤするので文句を言いたい気分になります。
とは言え、仮に安い株価で買えたとしても、購入株数が7株なのは変わらないので、数十年後のリターンに寄与する違いは生まれないのは事実。
これがリアルタイム投資のノイズってやつでしょう。
気にしたら負けなのですよ。