ほどよく働いて、セミリタイア生活を実践する

40歳の退職予定者が、週3ぐらいの労働でセミリタイアを試みる。労働時間の拘束が少ない生活を目指すブログです。

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確定申告に向けて、米国株の外国税額控除を計算するよ

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2月に入りましたので、毎年のことですが確定申告の時期になりました。 

2月17日 ~ 3月16日の期間内に提出すればOKですよ。

私は前回の申請時と同様に、e-Tax(ID&パスワード方式)で提出する予定にしている。

この提出方式は「マイナンバーカード及びICカードリーダライタが普及するまでの暫定的な対応です」と国税庁のページに記載されています。

その内使えなくなりそうですが、その際はマイナンバーカードを半強制的に作成することになりそうだ。

国税庁の確定申告書等作成コーナーで提出書類を作成

毎回このページから確定申告書を作成しています。

去年からe-Taxを利用することになりましたが、すごく便利ですね。今まで書類を持参して提出していたので、余計にストレスフリーに感じたよ。

紙媒体に印刷する必要もないし、わざわざ会場まで行く必要もなく、提出時に行列に並ばなくてもいい。確かに無駄が省けていますね。

「税務署の職員さんが対応しきれない」とか現場都合の理由かもしれなけど。

私でさえ印刷枚数が20枚ぐらいはあったので、税務署支所内での総提出枚数は万単位は確実に超えているでしょう。保管や管理の手間を考えると頭が痛いと思うわ。

保管スペースの確保だけで税金が使われていると考えると、今まで無駄すぎる対応だったのかもしれませんね。

配当金の外国税額控除を計算

給与所得や保険等の入力を済ませたら、本題の外国税額控除を計算するために1年間の配当金所得を引き続き入力していく。

今回は平成と令和が5月に切り替わったので期間の入力時に少し迷いました。

  • 平成31年1月1日 ~ 令和1年12月31日
  • 令和1年1月1日 ~ 令和1年12月31日

下の方が明らかに見易いので最初は令和で統一して入力をしていました。

今はカレンダー通りの表記にしましたが、今回だけは記入例ぐらい付けて欲しかったよ。

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配当金が入金されると、Excelで配当金(ドル、円)の集計をしているので確定申告の際に楽ができますね。2019年のNISA口座配当金を除いた集計をするだけで終了です。

あとは、 特定口座年間取引報告書の数字と照らし合わせるだけ。

特定口座では、配当金148,544円に対して外国所得税額が14,841円だったようですね。

特定口座とNISA口座を合算すると

今回の申請には全く関係ないけど、配当金総額も書いておく。

  • 配当金金額 208,408円
  • 受取金額 160,722円

ちなみに、特定口座の受取金額は106,827円だったので、53,895円がNISA口座から入金された配当金となります。

2019年の実質配当額160,722円の33.5%はNISA口座からキャッシュされたことになるね。毎年120万円の制限がありますが、悪くない運用結果だと思います。

考えてみれば、ビザとマコーミックはVTIより配当金が低いから当然の結果なのか。ただ単に高配当ETFであるVYMが良い感じに機能しただけなのかもね。

入力後、外国税額控除を確認

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 給与所得の低さが浮き彫りになる結果だな。

31.6%しか取り返せないってよ。

もう無条件に全額控除してくれよ。田舎在住の低所得社畜者にはハードルが高いんだ。

「あとの金額は来年に回しますね」って対応じゃ、毎年増えていくだけなんだが。

まとまった金額の外国税額控除は去年からなので、今はまだ平気だけど5年以上外国税額控除の申請をしている人はどうなっているんだ?

3年分しか繰り越し金額の入力がないから、3年分だけ控除金額繰り越し可能ってことだと思うけど、それ以前のものは無効扱いになるのかな。

やるせないね。

外国税額控除が自動的に付いてくる国内ETFの採用を考えないといけないかもね。

還付金額は?

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還付金額は4,626円とのことだ。

国税庁様の自動計算してくれるシステムに不備など100%あるわけがない。

だからこの金額で正しいのだろうな。全然納得はできない金額だが。せめて1万円ぐらいは返ってくるようにして欲しいものだよ。

1,000円以上返ってくるなら、外国税額控除申請をやる価値あると思うしかないな。

結果として、低所得者でも確定申告をした方がいいってことになる。

まとめ

今はまだ入力だけ済ませた状態です。

今年の還付金額を調べるために入力をしましたが、低所得者につらい現実を突き付けてくる結果だったな 。

この還付金を、ドル払いでSBI証券に振込みをしてくれると神対応なんだけどな。

還付金を貰えるのは嬉しいけど、銀行口座に振込されるだけだから。

また円からドルに換えることになる。国税庁負担で外貨預金振込ができたらいいのに。

まぁ、無理な注文なことは分かっているので多くは望みません。

贅沢は言わないので、「米国側の税率10%を撤廃」してくれると嬉しいな。

今年以降の国税庁の頑張りに期待することにしよう。