ほどよく働いて、セミリタイア生活を実践する

40歳の退職予定者が、週3ぐらいの労働でセミリタイアを試みる。労働時間の拘束が少ない生活を目指すブログです。

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2000万円を作るならインデックス投資で十分だと思う

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2000万円を作る方法を考えれば、1番単純な方法は給与の一部を貯金することだろう。

だが、それだけでは不十分な人だっている。

例えば、貯金だけでは無理な人。

また、より資金を増大させたい人や年金だけでは不安が残るなどの理由がある人など。

あとは私のようにセミリタイアを早めに実行に移したい人とかね。

投資はインデックス投資だけ知っていれば問題ない

「投資」という言葉を聞くと怪しい商品のように聞こえるが、株式投資は資産形成を行う上で有効なツールだと思います。

株式投資で破産した(または大損した)話を聞いたことがあるので危ないのでは?と思う人もいるかもしれないが、それは使い方次第で変わります。

株式投資には現物取引と信用取引がある

簡単にまとめるとこんな感じです。

現物取引

自分の資金だけで投資をする。

普通はこの現物取引だけを使えばOKなので、破産とは無縁な取引となります。

今回の主題たるインデックス投資も現物取引でやるよ。

100万円の資金があれば、100万円分の投資しか行わないので、経済ショックで大暴落が起こっても自己資金以上のマイナスにはなりません。

株価が50%下落しても、100万円 → 50万円になるだけなので絶対に借金を負うことはない

信用取引

この取引の大きな特徴はレバレッジを3倍掛けて投資ができることでしょう。

レバレッジを掛けているので、借金が発生する可能性があります。

100万円の資金があれば、3倍掛けの300万円まで投資ができる訳ですが、リスクの大きい取引なので全くおすすめはしません。(私はノータッチです)

100万円の資金で300万円の株を保有した場合に、株価が50%下落すると300万円 → 150万円となりますが、自己資金が100万円なので50万円の負債を背負うことになる。

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 図にするとこんな感じだけど、これは極端な例なので実際はレバレッジを3倍ギリギリでする人はいないので参考程度までに。

基本、信用取引はやらないでOKだから。

負債(借金)が発生しない現物取引で気楽に株式投資をしましょう、ってことです。

長期運用なら絶対に現物取引でやりましょう。

インデックス投資は素晴らしい

ここで主題のインデックス投資の話に移ります。

私は株式のインデックス投資しかしていませんので、話は株式限定になります。

他にも債券やリートがありますが、やっておりませんので除外させて貰いますね。

インデックス投資って何?

主な経済指標と連動するように運用されているインデックスファンドに投資ををすることを指します。

日本人に馴染みのある指標としては、日経225やTOPIXなどがありますね。

対象の国や地域全体を示す株価指数に対して投資をするのがインデックス投資です。

私の場合は、米国株式市場全体に対して投資をしているインデックスファンドを選択しており、現在も定期積立を継続しています。

投資先は指標のチャートを見て判断するといい

インデックス投資は対象とする株価指数の選択が重要となります。

株価指数と同じ動きをするので、リターンを得るには右肩上がりのチャート形成をしているものを選択する必要があるのです。

日経平均

日本の代表的な株価指数です。東証1部上場企業のうち代表的な225銘柄で構成。

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NYダウ

米国を代表する株価指数です。ダウ工業株30種平均という名の通り30銘柄で構成。

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S&P500

米国株式市場そのものを示す株式指標の1つです。大型株500銘柄で構成。

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MSCIコクサイ

先進国23か国のうち、日本を除く22か国の株式市場全体を示す株式指標です。

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 適当にチャートを引っ張ってきましたが、MSCIコクサイのチャートだけはよく分かりませんでした。「MSCIコクサイ」をGoogle先生に聞いても、ファンドが検索されるばかりで元となる指標が出てこない。

これはMorningstarのチャートだから多分合っていると思う。

あとのチャートは国ごとの代表的な指標なので特に困らなかったけど、長期チャートだと表示してくれるサイトがYahooファイナンス(米国)ぐらいしかなかったよ。

判断した結果・・・・・・

米国市場を選択することが通常の考えだと分かって頂けたと思う。

MSCIコクサイも悪くないことから、先進国株式も選択肢としてはOKの部類だろう。

日本だけは選択することが難しいですね。10年ぐらいだとアベノミクス効果で株価が上昇気流に乗っていますが、20年ぐらいだと途端に怪しくなります。

全世界株式も調べたかったのですが、頼みのVT(全世界株式の98%をカバー)が2008年からの運用だったので諦めました。

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これはSBI証券の投資信託販売ランキング1位~5位です。

これらのファンドが連動する株価指数を挙げると以下の通りとなる。

  • 1位:S&P500指数
  • 2位:MSCIコクサイインデックス
  • 3位:S&P500指数
  • 4位:MSCIコクサイインデックス
  • 5位:日経平均株価指数

やはり行き着く先はみんな同じのようですね。

将来のリターンを考えて、現段階で右肩上がりのチャートを形成している指数への投資が、よりベターだと判断しているみたいだ。

当然、私も米国株式市場平均に投資することを選択した1人です。

期待リターンって具体的には?

まぁ、気になる所ですよね。インデックス投資を選択することはアリだとしても、実際はどうよ?ってことだね。

結論から言えば、2000万円ぐらいなら期間が20年あれば問題なく達成できるでしょう。 

  • 月5万円の積立
  • 投資先ファンドが毎年5%以上のリターン
  • 20年続ける

こんなゆるい条件でも2000万円(税引き前)に到達します。

Excelでシミュレーションをしてみるといいよ。自分に適した数値にして未来予測を立てるのは良い目安になると思う。

実際に私は月5万円積立(年間60万円)を最初考えていましたが、Excelシミュレーションを作成した時に年間100万円に変更しました。

初期投資を多めに費やすことがポイントですね。

複利がバカにならないので、期間が長くなれば長くなる程資産額成長が伸びます。

でも、逆を言えば投資金が少ないと複利の影響もしょぼいです。

だから、積立NISAはまじでギリギリだと思う

年間40万円だけの投資額だと、2000万円に届くかどうか本当に微妙なラインです。

投資するファンドが20年間の平均リターン8%以上を達成できないと、きついかもね。

現在の好調を維持できれば問題ないけど、どこかで調整が来るので難しい問題。

やはり月5万円(年間60万円)の積立投資がおすすめの金額だな。

インデックス投資の問題点

連動する株価指数が右肩下がりになった時にどうするのか?

これはあり得ることですが、まだ起きていませんので何とも言えません。

私の場合は米国株式市場平均がズルズルと下落状態になる時です。

いつか遭遇すると思いますが、その時でも変わらず定期積立を実施すると思います。

なにせ私は相場を読むスキルを全く持ち合わせていないから。

考えるだけ無駄な行為であることは今までの経験から学んでおります。

まぁ、無職予定の私がその時に投資に回せるお金を有しているのか分かりませんがね。

株価指数以上にはリターンを得ることが出来ない点

株価指数に投資をしているので、それ以上のリターンを望むことが出来ません。

連動する株価指数が長期平均3%のリターンへと下落すれば、自身の得るであろうリターンも3%程度になるでしょう。

投資のプロ達がS&P500に惨敗していることを考えると、私程度には荷が重いです。

いつも言っている通り、インデックス投資(80%) + 個別株投資(20%)で市場平均を超えることが出来れば御の字だと思います。

まとめ

 言いたいことは、「月5万円の積立投資で2000万円を作れるよ」ってことです。

それで、インデックス投資が積立投資をするのに最も安易なツールってこと。

これだけ伝わっていればOKです。

個人的な所感としては、「自力で500万円を貯金することが出来ない人には向いていない」ですね。この金額ぐらい貯めれる人だと積立習慣が身に付いています。

20年ぐらい続けられる基盤が出来ており大変優秀なので、自分を誇って下さい。

私と一緒にマイペース投資で貯蓄(貯金 + 資産運用)を増大させて行きましょう。

あと、証券会社はSBI証券を推しておく。