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40歳の退職予定者が、週3ぐらいの労働でセミリタイアを試みる。労働時間の拘束が少ない生活を目指すブログです。

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VTIとUSA360、どっちをNISAで積立するのかを考える

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昨日レバレッジETFを記事にしたので、その流れに乗って本日は最高の米国ETFたるVTI(楽天VTI)レバレッジ投資信託であるUSA360を比較してみる。

今年のNISA積立枠を考える

月に10万円分の積立は今年も継続予定ではありますが、銘柄選択に少々頭を悩ませている最近です。と言っても、本命はVTIなので今までと変わりありません。

最近ブログを始めた手前、ネタ目的での保有枠を確保したいと考え中。

そこでUSA360に白羽の矢が立った訳です。普通にVTIを購入するのと、USA360を比べてみてシミュレーションをしてみたいと思います。

VTI

正式名称は、「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」となります。

CRSP USトータル・マーケット・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指す。

このインデックス指数は米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーします。

グロース及びバリューに分散した大型株、中型株および小型株を保有。

バンガード社のホームページから、こんな感じの情報が読み取れます。

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※Morningstarより保有上位10銘柄を表示

純資産総額に占める上位10銘柄の割合が18.73%となっています。

保有銘柄が「3,571」となっており分散性は抜群にありますね。

バンガード社のETFの中では最も高い純資産額を誇っています。

VOOとの差が僅差であることから、VTIとVOOがバンガード社の2枚看板と言って差し支えないでしょう。

今回の比較では米国ETFのVTIではなく、国内投資信託の楽天VTIを使用して比較します。

USA360

以前、USA360を記事にしています。

VTIをメインにした投資信託ですが、債券部分にレバレッジを掛けている点がとてもユニークだと感じたので気になって調べました。

www.hodo-work.com

こちらはまだ運用期間が短いです。1年未満の投資信託で実質リターンの期待も未知数ですが、少額だけ保有しています。

楽天VTIとUSA360の騰落率を比較

2019年11月5日 ~ 2020年1月10日の期間(日足)での騰落率を比べてみます。 

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どうでしょうか?ほとんど同じような動きをしているように見えます。

同時保有した時にヘッジが利いている部分が時々ある感じでしょうか。

まだ期間が短いので、肯定も否定もできない微妙な比較になりましたね。

まとめ

今の段階で評価をするなら「あえて選択する必要性は感じない」の結論になるかと思います。この調子が続くようだと、経費差の負担が大きいだけの投資信託になりそうな予感がありますね。しかし、長期間の運用を経て評価するべきなので、今回は保留とします。

楽天VTIの経費率

経費は年率0.162%(税込)

USA360の経費率

経費は年率0.4945%(税込)

NISAの区切りが5年なので、その時に経費差以上のリターン差があると良いですね。

私は数日前に、「積立設定をしました」って言いました。

www.hodo-work.com

とりあえず、1年間は続けてみようかと思います。

本音を言えば、もっと面白い動きをしていると思っていたのですが、これだったら少額SPXLとかの方が楽しめそうかなって印象。動きに特徴が出ないから地味すぎる。

USA360は債券部分にレバレッジを掛けているので債券に強みが出ていない相場では効果的に働かないのかな。

最後に、米国ETF(VTIとBND)の同期間での騰落率を見る

BND

正式名称は「バンガード・米国トータル債券市場ETF」と言います。

その名の通り、米国の投資適格債券市場全体へ幅広く分散した債券ETFですね。

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VTIと比べると値上がり益は見込めませんが、常に一定の価格を示していることが分かります。不況・好況にかかわらずなので超低リスクのリスク資産の位置づけになりますね。資産に余裕があればBNDを保有し配当金目当ての運用もアリでしょう。

2019年11月5日~2020年1月10日の期間での比較

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期間が短いですが、所々でヘッジが利いている日がありますね。

もし私が、「株式 + 債券」でポートフォリオを組むとすればVTIとBNDの組み合わせが好ましいと思っています。 

しかし、債券を長期保有した所で多くのリターンを望めませんので当分は株式オンリーの投資となります。

これからもVTIをひたすら積立することになる。