当ブログを見ていると分かると思いますが、私は毎月積立投資をしています。
米国株式ETFへの投資になりますが、割と楽しんでやっていますね。
積立投資は簡単にできるよ
始めたての頃は米国株購入のやり方解説をしているブログを見ながらやっていましたが、慣れ切った現在では何も考えずにポチポチしていますね。
慣れてしまうと、それが普通になるので気にしたりしませんが、証券会社の口座開設すらしていない人からすると何やら難しいことをしていると思われているようだ。
私の身の周りでは投資未経験者(興味なし)がわんさかいます。
株式優待目当てで投資(?)をしている人が数人いるけど、本人達からすると優待が本体で株価を確認することがない、とのことです。
この話を聞いた時、投資をしている自覚は無さそうだなって感じました。
来年株主優待が廃止されたら発狂するんだろうか?と内心思いましたが、そっと胸にしまっておきました。アレコレ指摘したら面倒になるやつだと思ったので。
投資をしない理由は?
投資をしない人に話を聞くと、みんな共通するのが「投資元本が減るのが耐えられない」というものです。
この理由自体は分からなくもないのですが、「毎月の増減を本当に確認するの?」と言いたくなります。
銀行預金ベースで資産運用を考えている人は、スーパー定期やら個人向け国債と言った元本保証のある運用を好んでいると思います。
しかし、満期や利子払いが発生した時ぐらいしか確認をしない人が、投資をした時に頻繁に状況確認をするとは思えない。
むしろ毎月の積立だけしてほったらかしというのが関の山でしょう。
何かの拍子に気が付いて、「あっ、そう言えば積立しているやつ今どうなっている?」って感じになると思うわ。
そう考えると、投資に執着していない分ほったらかし運用に適正があると思うので、長期投資での資産運用は性に合っているはずです。
だからこそ、積立NISAでの長期投資を勧めるのですが、いつも良い返事を貰えませんね。「ああ・・・・・・うん、考えておくね」ってありがちなお断り文句を頂戴している次第です。
投資商品は色々あるけど、投資信託の積立が1番簡単だと思う
投資信託なら1回積立設定をすれば、あとは自動でやってくれます。
「毎月20日に5万円分購入する」この設定だけして後は放置です。
日本株にしろ米国株にしろ株式投資(個別株、ETF)は一定の操作が毎回必要ですが、投資信託の積立に関しては何もする必要がありません。
ポートフォリオに気を配る必要がない
私の場合は、VTI80%と個別株20%の比重になることを目標にして毎月の積立を実施しています。
自分で考えて、この比率にしていますが、ETFや投資信託だけで100%のポートフォリオを組む場合はアレコレ考える必要はないです。
ファンドが自動でバランスを取ってポートフォリオの配分を行うからです。
SBI証券の投資信託販売人気ランキングの5位までを見ると、米国株式と先進国株式が人気のようですね。
今後も米国一強だと考えるなら米国株式を選択すれば良いです。バランスを取って先進国全体に将来性を感じているなら先進国株式を選択すると良いでしょう。
インデックス投資信託の場合は、人気上位のファンドを選択すれば間違いないです。
注意点もある
昨今、投資信託とETFへの投資が人気化していると思います。特に米国株(S&P500)への投資熱がやばいですね。多少過熱気味かな~と個人的には感じます。
さて、本題ですがアセットロケーションをまずは決めましょう。
これが結構大事ですよ。自身の状況を把握する意味でもね。
毎度のことながら私の場合に焦点を当てて考える
- 資産配分はリスク資産70%と無リスク資産30%とする
- リスク資産のうち米国株50%、ドル建てで保有
- 米国株のうち80%以上はETFで保有
- リスク資産のうち国内投資信託・ETF20%、円建てで保有
- 無リスク資産は円で保有
こんなところでしょうか。日本円50%米国ドル50%の組み合わせになっていますね。
スタンダードだと、下記のような感じが多い気がする
- 株式(先進国株式、日本株式、新興国株式)
- 債券(先進国債券、日本債券、新興国債券)
- リート(日本リート、海外リート)
ここから自分のリスク許容度に合うアセットロケーションを組み合わせる。
少し面倒かもしれませんが、きちんと決めておいた方が良いと思います。
私はよく分からないものに投資をしたくないので、リートと新興国は除外しました。
残ったのが先進国と日本の株式・債券の組み合わせです。
債券に焦点を当てた場合、日本債券を選択するのがベターでしょう。
債券まで為替に振り回されたくないからね。それは株式だけで十分です。
結局選択するとしたら
先進国株式か全世界株式と日本債券の組み合わせですね。
実際、米国株に移行する前はこの組み合わせでした。
- ニッセイ外国株式インデックスファンド
- ニッセイ国内債券インデックスファンド
200万円ぐらいまで積立をしたぐらいで米国株に切り替えましたけどね。
他人に勧めるとしたらこの組み合わせが盤石ではないでしょうか?
ついでに売却理由を書いておく
今回のテーマに関係ないけど、売却した理由として、このチャートを見たからです。
※Morningstarのチャートより
リーマンショック時のVT(全世界株式)とVTI(米国株式)を比較したものですが、下降時は同じでも上昇時は差がついていることが分かります。
世界経済への投資は今でも盤石だと考えていますが、よりリターンを求めるなら米国株1本で行く方が良い結果を産むのかもしれない、と判断した訳です。
特にこの時は投資方針がブレブレの時期でした。現に、楽天VTI全振りで積み立てることを考えていたぐらいです。
まとめ
「投資は簡単な方がいい」とか言っておきながら長々と書き綴ってしまった。
要点をまとめる。
- まず、アセトロケーションを決める
- アセットロケーションに沿って、投資信託を選択
- 証券会社口座にログイン後、積立設定をする
- 1年に1回ぐらいは証券会社口座にログインをして状況の確認をする
これだけでOKだ。
あとは「4」で状況確認時に、「1」で決めたアセットロケーションが崩れていれば調整作業をするぐらいだよ。この作業も人によっては不要かもれないけどね。
私自身まだアセットロケーションの調整をしたことがありません。
理由は理想の配分まで積立がまだ出来ていないからです。今年は無職になる年なので収入がない時に積立をすれば、いい感じにアセットロケーションの調整が出来ると思う。
今は無リスク資産の割合が多いからね。
さて、友人に投資を布教する為に自分の考えをまとめた訳ですが、成果はどうなることやら分かりませんね。
まずはアセットロケーションを決めるように言っておきます。
おすすめの投資信託は?とか聞かれても、まずは自分のリスク許容度をはっきりさせる事が何より重要なので、最初にお勧めファンドなんか提案しません。
投資をしようと考えると、おすすめの金融商品を気にすると思いますが、これは置いといていいです。
投資信託ファンドを決定する前に、まずやることがある。
アセットロケーションを決めること。
これが暴落に巻き込まれた際に自分を助けます。