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40歳の退職予定者が、週3ぐらいの労働でセミリタイアを試みる。労働時間の拘束が少ない生活を目指すブログです。

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NYダウの2019年成績を見るとおすすめしたくなる

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普段から米国市場平均への投資に勤しんでいますが、今回はNYダウに焦点を当てたいと思います。

と言うのも、私がいつも使っている株価アプリ(Seeking Alpha)から興味をそそられる情報を見掛けたからです。

NYダウ2019年の成績

トップ10は以下の通りです。

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  1. アップル +86.2%
  2. マイクロソフト +55.2%
  3. JPモルガン・チェース +42.8%
  4. ビザ +42.4%
  5. ユナイテッド・テクノロジーズ +40.6%
  6. ゴールドマン・サックス +37.6%
  7. ナイキ +36.6%
  8. プロクター&ギャンブル +35.9%
  9. ウォルト・ディズニー +31.9%
  10. アメリカン・エキスプレス +30.6%

リターンを見るとやばいですね。10銘柄の平均は43.98%となります。

長期でもOKなのか気になる

いつものようにMorningstarのチャートを使って確認をしていみる。

8銘柄までしか比較が出来ないようなので、1位~8位までを対象とした。

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2009年~2019年の期間ですが、アップルがめちゃくちゃ強いですね。

さすがスティーブ・ジョブズの全盛期時代だっただけあります。

ただ、10年の長丁場となるとパッとしない銘柄も出てくる。

  • ユナイテッド・テクノロジーズ
  • ゴールドマン・サックス
  • プロクター&ギャンブル

この3銘柄は過去10年間のリターン勝負でS&P500に敗退しています。

個別銘柄への投資は難しいですね。良い企業だと思って長期保有をしても市場平均に劣後する結果が待っているとかハードモードすぎるわ。

身近にある銘柄がおすすめか?

日本人の生活圏にあって、誰でも日常的に使用している銘柄が強い気がしますね。

  • アップル
  • マイクロソフト
  • ビザ
  • ナイキ
  • プロクター&ギャンブル

スマホがiPhoneで、仕事ではWindowsを使用し、買い物はビザカードで支払いをする。これに当てはまる人って結構いると思うわ。

上位3つの銘柄なら間違いがないな。やはり誰にでも使われる物やサービスは強い。

あれ?

これだとVGT(情報技術セクターETF)が最強になりませんか?

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こちらはVGTのポートフォリオ上位10銘柄の内訳になります。

アップル + マイクロソフト + ビザ + マスターカード = 41.57%

アップルとマイクロソフトに集中しすぎではありませんか?

私はこの構成が気に入らなくてVGTを売却したのを思い出しました。

そもそもVTIのポートフォリオ構成だってハイテク銘柄が1番のウェイトを占めていて、それに加えてハイテク100%のセクターETFを保有継続する気になれなくてね。

VTIで十分でしょ?ってなりました。

まとめ

米国市場そのものが好調であれば、牽引役のハイテク企業が獅子奮迅の働きをします。

調子が落ちた時が心配ですね。2019年はずっと攻撃ターンが続いていたから良いものの、いずれ近い内に防御で身を固める日が来るはずです。

その時にどうなるか?ですね。死屍累々、阿鼻叫喚な展開にならないことを望みます。

好調時に投資を決断するのは良いですが、マイナスリターンになった時のことも考えるべきです。自身の含み損耐性って結構ないですから。

特に個別株だと、倒産リスクや業績不振・決算失敗など発表されるまで分からないことが多くありますので、マイナスに対して不安を抱きやすいと思います。

「これ以上は下がらないよな?」と疑心暗鬼になることも、よくあるよ。

私の保有銘柄だと、アルトリア・グループ(MO)だな。

2019年のNYダウは結果が上々でしたが、これから個別株に投資をしようと思われる場合はご注意下さいね。

アップルを例に出すよ

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個人的な判断基準になりますが、私は中長期を考えた時にEMA(指数平滑移動平均線)を重用しています。

  • EMA20(これを上回っていたら過熱感がある状態)
  • EMA70(これにタッチしたぐらいが買いのタイミング)
  • EMA200(これを下回ったら絶対に買う)

個別株をタイミング購入する時はこんな感じで考えていますね。

このチャートは1年間ですが、長期なら3年ぐらいをベースに見ると思います。

2019年の5月6月ぐらいが良い買いのタイミングで、現在はすごく過熱感がある状態だと判断するかな。

 常に上昇している状態で、どうしても投資をしたい場合は少額での積立が無難でしょう。

このやり方は上昇の反動で下がった時に、少しずつ買う場合に有効です。

常に最高値を更新し続ける銘柄に順張り投資をしたい場合は、これには当てはまりませんので自身で判断して下さいね。