増配率というのは長期投資をする上で1つのポイントだと思う
現在の配当金が少なくても、未来の高配当銘柄になれるポテンシャルを秘めた企業に投資をするのは良い選択だと感じています。
キャピタルゲインもインカムゲインも両方狙える銘柄を長期保有したいところ。
私の場合は、マコーミック(MKC)とビザ(V)、そしてVTIにそれを期待している訳です。
特にメイン投資先であるVTIには頑張って欲しいですね。
配当金を5%ぐらい出すVTIとかVOOって最強感がありませんか?
もうこれだけでいいや状態になるかと思います。
VTIの2019年配当金合計はいくらだった?
※バンガード社ホームページより
確認すると、2019年は1株あたり2.9047ドルをキャッシュしてくれたようです。
1株164ドルとすれば、年間配当が1.77%程度になりますね。
配当利回りが2%以下なので配当金目当ての投資には向かないETFでしょう。
成長銘柄を多く含むVTIは株価が毎年上がり続けているので、配当利回りも当然パッとしないものになってしまいます。
個人的には株価が値上がって、そこそこ配当を出してくれる銘柄が好きなので問題なし。
さて、配当利回りでみると雑魚そのものですが、金額で見ると確実に増えています。
2010年からの年間配当金額をグラフにしてみました
※年毎の年間配当金額は、Dividend.comから算出
こうして図表示してみると、毎年配当金が増加していることがよく分かります。
10年間で配当金が2倍以上に増えていることを考えると、夢が広がりますね。
2010年 → 2019年で、配当金は約153%増加しています。
今後も同程度の成長を期待するなら、10年後、20年後と時間が経つに連れて加速度的に配当を得る権利が発生します。これは嬉しいですね。
私は配当金目当てで投資をしている訳ではありませんが、未来の不労所得額の成長を考えると楽しくなります。
増配率はこんな感じだよ
- 2010年:1.148ドル
- 2011年:1.233ドル(+7.40%)
- 2012年:1.563ドル(+26.76%)
- 2013年:1.673ドル(+7.04%)
- 2014年:1.869ドル(+11.72%)
- 2015年:2.067ドル(+10.59%)
- 2016年:2.215ドル(+7.16%)
- 2017年:2.343ドル(+5.78%)
- 2018年:2.6046ドル(11.17%)
- 2019年:2.9047ドル(+11.52%)
2010年からだと、増配率の平均は11.02%です。やばいですね。
ここ10年ぐらいは毎年10%以上も配当金が増え続けていたのですね。
私のボーナスは毎年さしたる変化も無く、給与も2%ぐらい昇給している程度なのに。
まとめ
私はVTIの配当金増配率に満足しています。
10%の増配率って、配当利回り1.5%が10年続いたら3.5%、20年後には9.2%、そして30年後には23.8%に到達する計算ですよ。(税金は考慮しない)
不満など抱くはずもなく、どうぞこれからもよろしくお願いします状態ですね。
なお、増配率が5%になると、10年後には2.3%、20年後には3.8%、30年後には6.2%となり随分普通な配当利回りに落ち着きます。
正直5%ぐらいの増配率でも文句はありませんので、現状のVTIの増配率はとても高い水準を保っている状態だと思います。
私自身が普段から雰囲気投資をしているので、今までは増配率とかあまり気にしていませんでしたが、現状確認をする良い機会になりました。
もうVTIだけでいいんじゃないのか?
少なくとも私のような雰囲気投資家から見ると、インデックス投資でコツコツ長期投資が最適解になると思う。