数か月前、話題になった老後2000万円問題を考える
この時は話が出ていても割と流していました。
ニュースや紙面でも取り上げられ、目に触れる機会が多々あった訳だが「ふ~ん、足りないんだなぁ」ってな感じの感想しか抱いていませんでした。
この時はまだ退職を決意していなかったからな。
老後は20年ぐらい経たないと来ないわけで、「まったりと積立投資してればいいや」と楽観的に捉えていたような気がします。
ということで、老後2000万円で足りない前提条件を調べた。
ゆるく調べただけなので、あまりガチ目で見ないで下さい。参考程度でお願いします。
- 老後の夫婦2人(夫65歳↑、妻60歳↑で無職世帯)
- 生活の平均支出が月26.4万円
- 公的年金やその他収入を含めた平均収入が20.9万円
- 平均収入 - 平均支出 = -5.5万円
- 足りない5.5万円が30年続くので、結果1980万円足りなくなる
こんな感じか?
※3で、その他収入を入れない場合かもしれないが、間違っていたらごめんね。
あと夫婦共働きも前提条件のようですね。歯車のように働くべし。
これって一般的な場合だと思うので、独身だとまた違うし、月の支出が月26.4万円も使わないよってご家庭もあるだろう。
逆に生活水準が高いご家庭では、「よくこの金額で生活できるね?」とか思ってそう。
言うて、足りないのは5.5万円程度なので少し働けばいいし、節約(2.5万円)と労働(3万円)でカバーしてもいいし、必要に駆られれば行動するでしょ。
結局は人それぞれということか
毎年66万円が足りない場合なので、その差が縮まれば良いだけということ。
平均支出が23万円程度だったら、2000万円あれば50年でも余裕だしさ。
てか、ここで節約を考える人は今から(すでに)節約しているだろうから、老後までには余裕のある資金を構築できるのでは?
私の場合だと、車費用の削減が対象になるかな。
田舎住みなので車がないと不便だが、ライフスタイルの変更で通勤にそれ程負担がなければ削減できそうな気がする。今でも通勤が主な利用だしね。
- 車体費用:150万円ぐらい(10年ぐらい乗る?)
- 自動車税:3.5万円
- 重量税:1.5万円(2年)
- 自賠責保険:2.6万円(2年)
- 任意保険:5.36万円
- 車検費用:10万円(2年間メンテナンス含む)
- 駐車場代:3.6万円
- ガソリン代:6万円
1年間で約41万円は使っている計算だな。
つまり、タクシーやレンタカーなどを使っても月3.4万円程度しか掛からないなら車を持たなくてもいい計算になるね。
微妙なラインだが、皆も計算してみて月5万円↑だったら、公共機関に切り替えるのもアリですよ。特に駐車場が高い地域に住んでいる方とか通勤距離が短い方ですね。
ライフスタイルの変更時に一考する価値ありだと思います。
来年、2回目の車検なのでまだ車保持となりそうですがね。その先は考えるとして。
資産で考えると1000万円が分水嶺かもしれない
散々2000万円についてあれこれ考えたが、普通にめっちゃ大金よね。
そんな、すぐ貯めることができる金額じゃないしさ。
私の場合だと、1000万円突破した時に一種の達成感みたいなものを感じた。
「おっ、ついにここまで来たか。4桁突破したわ」と思った記憶があります。
1000万円あれば、手取り3%の配当金で30万円になるので給与1ヶ月分ぐらいになるし、1年で見れば定期的に数万円以上のキャッシュが発生するので、心のゆとりに繋がるかと思います。
まずは1000万円を作ることからはじめることが肝要でしょう。
結局、1000万円を貯めることが出来る方なら、2000万円以上の資産を積み上げることが可能だと思います。要は浪費癖・ギャンブル依存などでお金を貯める習慣がない方には、どうあがいても無理な話だと感じていますね。
まずは長期間を経て資産を拡大させることがスタンダートだと思いましょう。
2~10倍株などで集中投資をすると天国か地獄かになるので、それは避けるべし。
私は毎月コツコツ積立投資で行きます。
我儘言わないから、2000万円と言わず、5000万円ぐらい欲しいです。