ほどよく働いて、セミリタイア生活を実践する

40歳の退職予定者が、週3ぐらいの労働でセミリタイアを試みる。労働時間の拘束が少ない生活を目指すブログです。

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米国株中心は変わらないが、今後の投資方針を考えてみる

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現在、米国株を中心にして投資をしている

 ここ1年ぐらいは、VTI + 個別株で毎月追加投資をしてきた。

その間、割ときつい調整があったり、決算報告失敗で下落したこともあったが、あんまり気にせず投資を続けていたと思う。

主戦力銘柄の投資状況を確認する

2018年1月2日~2019年12月10日までのチャートです。

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※モーニングスターのチャートより

表示しているのは、中心として投資をしている、

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
マコーミック(MKC)
ビザ(V)

これらの銘柄になります。全体の80%強がこれらに集中していることになるね。

www.hodo-work.com

いずれ売却予定の、VYMとMOについては除外することにする。

特にMOは速やかに売却したいぐらいまである銘柄だ。早く処分したい。

と思いつつも、配当くれる度に数年間は保有で良いか、になっている現状だ。

3か月ごとに100ドルぐらい貰えるから、つい売却が保留になっているんだな。

株価が単純に-20%のマイナスでも、配当金が約5.6%(手取り約4%)なので、つい様子見になるのが悪いと思われる。

「株価がこのままで10年ぐらい経てば、確実にプラスだ」この考えは危険だと思う。

きちんとトータルリターンで投資判断しないと20年後ぐらいに泣きを見そうだな。

2018年10月~12月ぐらいの下落は割ときつい調整だったね

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※モーニングスターのチャートより

この時はまだビザに投資をしていない時ですが、VTIの下落で「今日もやばい」とか思いつつ相場ウオッチをしていた記憶があります。

同時に、「マコーミック最高!!」と気持ちが強くなっていた時期でもあります。

持ち株では、ETFが下落していたけど個別株がプラスだったので余裕で保有できていましたが、どちらも強い下落をしていたら平静を保てたか分かりません。

この時期に配当金が発生しているはずですが、「配当金のおかげでまだ大丈夫」とか思ったことがなかったので、この時に初めて「インカムゲイン投資もいいけど、キャピタルゲインを含めたトータルリターンこそが正義」の結論に至ったんだと思う。

今年の4月ぐらいから、ビザをポートフォリオに加えて現在に至ります。

押し銘柄「マコーミック」だってめっちゃ下落する

今思えば、この時に大きく追加投資をすれば良かったんだ。

下落中は当然行動に移せなかったので、リーマンショックレベルの経済ショックが起きた際には、私は喜んで追加投資をすることはできないでしょうね。

口で言うのは簡単ですが、行動には移せそうもありません。

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※モーニングスターのチャートより

下落中、株価125ドルで2000ドルほど追加投資をしたぐらいで、あとはその後の上昇を眺めていただけに留まりました。

所々で追加投資をしましたが、結局その時の高値で約定しております。

順張り投資と考えれば本来は正しい投資手法だと思うので後悔はありませんが、過去を振り返ると安値で買い増しができるチャンスがあったと思うと少し悔やまれますね。

では、ビザへの投資はいつも高値での買い増しになっているから王道投資になるかな。

この時の大きい下落は、決算の数字が弱かったことが原因だと記憶していますが、すぐに回復していることが分かります。

2か月後には無かったことになっている訳だしね。

長期投資として銘柄を選定したなら、最低でも1年間は保有するのが良いだろう。

2019年のリターンはどれぐらいあったのか?

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※モーニングスターのチャートより

「マコーミックとかいう微妙銘柄に投資するなら、VTIで問題ない」こんな声が聞こえてきそうだ。

 チャートだけ見れば、全くその通りなので反論できない事実ですね。

年初の下落が余計だったけど、異常な回復を見せてくれたから今後も採用して行きたいと思うし、保有継続です。

個人的に銘柄選定時、キャッシュフロー計算書に重点を置くので、そのキレイなキャッシュフローに好感を抱いている訳です。(当然他の数字も確認しますよ)

ビザも似たような理由ですが、個人法人を問わず「何をしている会社なのか」が分かりやすい企業への投資を好みます。

個人にも法人にも強みある企業こそが、「ワイドモート」だと私は思います。

ただ、そうなると「マイクロソフトは?」ってなるよね。

米国株に投資をしている方々はマイクロソフトに投資をしていることが多いと感じます。

数字の面では問題なく、ワイドモートの敷居が高い非常に良い企業だと思います。

好み的な話になりますが、個別株の選定は同じようなセクターが被らないようにしており、

食品関連はマコーミック(同じく食品を扱うマクドナルドは除外)、

ハイテク関連のビザ(ハイテク企業は除外の為、アップルやマイクロソフトなどは除外)、という考えから同系統の業種での投資を控えています。

 あとは私のキャパの問題で、ETF + 個別銘柄(5銘柄まで)と決めています。

出来れば投資銘柄数は5銘柄以下に抑えたいとさえ考えていますし。

さらに言えば、10年後ぐらいにはVTIだけでいい、になるかもしれないですね。

現状は以下の5銘柄(ETF2つ + 個別株3つ)でポートフォリオを構築しています。

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)
マコーミック(MKC)
ビザ(V)
アルトリア・グループ(MO)

枠が埋まっているので、VTIの買い増しだけする予定。

話がどんどん脱線して行きましたが、今年の結果は満足しています

全体トータルがプラスで終われるなら、問題なし。長期での複利を期待するのみ。

最後、戒めに米国株投資初期の取引を貼っておくことにする

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これは始めた当初の20取引の画像だ。今思うと、頭の痛い銘柄選定だな。

多分、米国株ブログの方々の配当金至上主義を真に受けて、配当金こそ全て理論で買っていたはず。

トータルリターンで考えていれば、これがいかに無駄な売買なのかと。

この中で生き残っているのは、VTIとVYMとMKCとMOだけだ。

特にアルトリアグループの購入なんて、いかにも配当金を意識した買い方だ。

これは恥ずかしいな。

ただ、現在の株価から見るとBTI以外はプラスになっているようなので2年間ぐらいの投資としては良い結果と言えるのか・・・・・・。途中の下落で耐えられるかは知らんけど。

今後の投資方針をまとめてみる

現在の投資先は散々言っているように、5銘柄となっている。

  • VTI → 一生保有するつもり
  • MKC → 一生保有予定だが、もし売却するならVTIかVに切り替え
  • V → 当分保有予定だが、もし売却するならVTIかMKCに切り替え
  • VYM → NISAの5年間保有が終わるタイミングでVTIに切り替え
  • MO → いつ売却してもおかしくない。切り替え先はVTIだな

保有は、ETF + 個別銘柄で考えているが、今のところ

  • VTI + MKC + V
  • VTI + MKC(V売却時にMKCに切り替え?)
  • VTI +V(MKC売却時にVに切り替え?)
  • VTIだけ保有

このどれかに当てはまるようにする予定です。

マコーミックとビザはお互いに補うようにする予定で、MKC ⇔ V こんな感じで個別株枠の比重を変えずにポートフォリオを考えています。

理想はETF(80%)、個別株(20%)とする。

来年の今頃に見返した時、この考えが実行されていることを願う。

今は、VTIを買い増ししないとETF比率が上がらないんだ。